クリニックブログ BLOG
18.06.05
6月2、3日と勉強会で静岡にあるインプラントセンターに行ってきました。
講師の白鳥先生と
インプラントをするには、顎の骨の量がとても重要です。
近年はマイクロスコープやCT、新しい薬剤などによって
歯を残すことがどんどん出来るようになってきていますが、
歯の破折(歯が割れてしまうこと)や重度の歯周病で
残念ながら抜歯が避けられないケースもあります。
また、すでに抜歯がされている場合も多々あります。
そういう歯が失われてしまった場所へのインプラント治療は
咀嚼(ものを噛んだりすること)能力が向上し、
QOL(quality of life:生活の質)を高める1つの治療法です。
ただし、インプラントを入れるための骨がない場合は
インプラント治療に制限ができてしまいます。
そういった場所には、現在骨を作る方法が多くあります。
その一つを今回勉強してきました。
少し、生々しい画像ですが、豚の骨を使ってトレーニングを行います。
または、顎の骨の模型を使ってトレーニングを行います。
岩崎歯科医院で多くの患者様がインプラント治療を受けられております。
少しでもQOLが上がり、ご家庭や旅行先で美味しく満足にお食事ができ、
ご家族やお友達、大事な人とのコミュニケーションが弾むよう、
日々、知識と技術の向上を目指して研鑽しております。
歯科医師 芳金信太郎
18.05.24
こんにちは。歯科医師の芳金信太郎です。
5月19、20日と歯科の勉強会に参加してきました。
講師の福西先生と
この勉強会のグループはとても大きく、そのセミナーを受講するには約2年ほど待たないといけません。
5D Japan というスタディーグループです。
その中の歯内療法(歯の根っこ;神経などの処置)と修復治療(虫歯治療や審美治療)を
学ぶコースの第1回目を受講してきました。
このコースは2ヶ月に1度、計5回の約1年間のコースになります。
歯を保存するために昨年から岩崎歯科医院ではマイクロスコープを本格的に取り入れました。
練習用のプラスチックに細い管があり、そこの神経があることを想定して、
細い器具(ニッケルチタン製)を用いて管の拡大と形成を行なっていきます。
これらの器具を順番に
用います。
拡大と形成が終わったら、このようにしっかりと薬剤が入るかを確認します。
実際にはこの作業をお口のとても小さいところで行います。
岩崎歯科医院では、可能な限りマイクロスコープを用いて見逃された管がないように、
取り残しの細菌が少しでもないようにしております。
日々進歩する医療、よって常に研鑽していくことがとても大事だと考えております。
岩崎歯科医院
芳金信太郎
18.05.03
歯科医師の芳金信太郎です。
先週の土曜、日曜日に顕微鏡歯科学会に参加してきました。天気は快晴、大阪万博公園の太陽の塔をモノレールから眺めて通過し、会場は大阪大学で行われました。
岩崎歯科医院では顕微鏡歯科治療(マイクロスコープ)に力を入れております。
歯科治療において、
お口の中の環境は
暗い
狭い
小さい
といった、とても見るには難しい環境です。
よりよい治療をするには、
より明るく、より大きく、見える環境を作る必要があります。
まず
暗いお口の中を明るくするには、
1、チェアーの上についているライトを使用する
2、ルーペなどにライトをつける
3、マイクロスコープ(顕微鏡)の光源を使う
などの方法があります。
ルーペとライト
マイクロスコープ
チェアー上についたライトは術者の頭で光が入らなくなる事が多々ありますので、その都度、ライトの角度や位置を変える必要があり意外と暗いです。
ルーペにつけるライトは拡大しながら、頭を動かしても光が目線と近い位置にあるためよりしっかり見えます。しかし、ルーペにつける光は目線と光がでる軸がやや違うため、より細かいところ(歯の神経の処置など)はマイクロスコープの光源がより照らしてくれます。
また、小さいものを大きく見るためには
1、肉眼で顔を近づける
2、ルーペを使用する
3、マイクロスコープ(顕微鏡)を使用する
といった方法があります。
肉眼には限界があり、顔を近づけるのも限界があります。また視力などに左右されます。
ルーペは2倍~10倍のものがあります。
岩崎歯科医院は2倍、2.5倍、3倍、6倍のルーペがあります。倍率を上げたい時はルーペ自体を別のものに変える必要があります。
マイクロスコープは2倍~20倍以上に拡大する事が可能でより明るく、瞬時に拡大して、更に記録を取りながら見る事が可能です。光の大きさ、量、質を変えることも可能です。
岩崎歯科医院には3台のマイクロスコープがあります。
しかし、マイクロスコープがあれば誰でも使えるというものではありません。
車と一緒で買ったら乗りこなせるというのではなく、しっかりとした知識と練習を重ねた技術が必要です。
マイクロスコープの同様です。
よって私は日々顕微鏡のトレーニングを積むために勉強しています。
今後も学んだことなどをお伝えしていきたいと思います。
顕微鏡歯科治療に興味があればいつでもおっしゃってくださいね(^^)
歯科医師 芳金信太郎
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。