クリニックブログ BLOG
24.01.12
こんにちは衛生士の山田です。
歯と歯ぐきの境目がくさび状に削れてしまう症状のことです。
程度によりますが、歯がこの様な状態になると
冷たい物がしみやすくなったり
ひどい症状がある場合は神経を抜くことになったり
進行しすぎると歯が折れてしまうこともあります。
●くさび状欠損の原因
①過剰な咬合の力
日中でも食いしばっている方
ー寝ている間に歯ぎしりや食いしばりがある方
歯に負担がかかる状態が続くと歯の根元部分に小さな亀裂が入り始め
欠けてくるとされています。
②不適切な歯ブラシとみがき方
研磨剤の多く入った歯磨剤を使用したり
硬すぎる歯ブラシの使用、力強くみがきすぎることによって
歯ぐきが下がることで柔らかい歯の根っこの露出しているところが
削られていきます。
● くさび状欠損の治療法(治療にも段階があります)
歯科医師の目で見て欠けているなと判断できる程度の欠けがあり、
症状がない場合は経過を追っていくこともありますが
症状がある場合はしみる部分にコーティングの薬をぬったり
それでも良くならない場合はプラスチックの材料をつめます。
誰が見ても欠けているとわかる場合は歯そのものの形を回復させてあげる必要があるため
プラスチックの材料をつめる治療をします。
深刻なケースだと神経が露出したり歯が折れてしまうこともあり
そういう場合は神経を取り除き根っこの治療を行い被せ物を作ることもあります。
● くさび状欠損にならないために
①正しい歯みがきを行う。
硬めの歯ブラシは使わない。
強い力で大きな横みがきをしない。
鉛筆を持つ様な持ち方で優しく小刻みにみがく様にしましょう。
②歯磨剤の種類
研磨剤が入っていないものをおすすめします。
③歯ぎしり用マウスピースを着用する。
※もし今、自覚症状がなくても放っておくことで削れがより大きくなって
知覚過敏の症状がでてきたり、
削れている部分に汚れがたまることで
虫歯や歯周病が進行してしまったりすることがあります。
虫歯と違い、くさび状欠損はう蝕を伴わないことが多く
大きく削ることもありませんので
ぜひお気軽に当院にご相談ください。
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。