クリニックブログ BLOG
24.03.28
こんにちは、歯科衛生士の赤塚です🐶
今回はフッ素による虫歯の予防方法の種類についてお伝えしようと思います!
フッ素と言えば、身近なもので言うと歯磨き粉に入っていたり小さい頃に塗った覚えがある!という方がいるかと思います。
このようにフッ素には様々な応用方法があり、虫歯の予防をしてくれます!それぞれの方法について詳しく見ていきましょう☝️
「フッ化物歯面塗布」
1つ目はフッ化物歯面塗布です。
生えたばかりの歯の表面に直接高濃度※(9000ppm)のフッ素を作用させることによって歯を強くし、虫歯に対する抵抗性を与えてくれる方法です。フッ化物歯面塗布で使用されるフッ素にも種類が沢山あり、それぞれフッ素濃度も違ったりします。液体やフォーム(泡)など形状も違います。
フッ化物歯面塗布はお子さん以外にも大人やご高齢の方にも応用することができます!
フッ化物歯面塗布には綿球や綿棒を使う方法、トレーを口の中に入れて行う方法、イオン導入法と言って微小電圧を用いて歯の表面からフッ素イオンを浸透させるものがあります。
※「ppm」フッ素濃度の単位
「フッ化物洗口」
2つ目はフッ化物洗口です。
毎日または週1回の頻度で、生えたばかりの歯の表面にフッ化物イオンを作用させることをねらいとした方法です。
この方法はセルフケアとして家庭で行うことや幼稚園や学校にて集団で実施することができます。
こちらも毎日行うか週1回で行うかでフッ素の濃度が変わってきます。
フッ化物洗口は洗口ができる4歳以上に適した方法なので、主に歯が生えた直後の永久歯の虫歯予防手段とされています。また十分な効果を得るためには永久歯が生えてから数年にわたって継続することが大切です。
「フッ化物配合歯磨剤」
3つ目はフッ化物配合歯磨剤です。
一般的で最も簡単に入手できるセルフケア用のフッ化物応用です。
900ppm~1500ppmまでのフッ素濃度がありそれぞれ適応される年齢や歯磨剤の量が変わってきます。
日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会より
より効果的な使用方法として歯磨剤を歯面全体に広げ、2~3分間泡立ちを保つように磨きます。歯磨剤を吐き出してから5~10mLの水で5秒間程度ぶくぶくうがいをします。うがいは1回だけでその後は1~2時間飲食を控えると良いとされています!
以上がフッ素による虫歯の予防方法となります。このように虫歯の予防方法は沢山ありますが、使う状況、場面によって適切な選択、使用をすることが大切です!歯科医師、歯科衛生士の指導のもと正しくフッ化物を使用し虫歯の予防をしていきましょう☝️
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JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
24.03.22
こんにちは
衛生士の長谷川です。
小学校の歯科検診で歯並びにチェックがあり来院される方がみえます。
では矯正を始めるタイミングはいつが良いのでしょうか?
子どもの歯科矯正を始めるタイミングについて悩む保護者の方は多いです。あごの成長を考慮すると、小学生の時期に始めると良い場合もあります。
歯科矯正は歯と歯ぐきが健康なら年齢に関係なく、いつからでも開始可能です。しかし、大人になってからの矯正は、いくつかの困難が伴います。たとえば、あごが小さく歯並びが乱れている場合は、歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要になります。また、重度の受け口のケースでは、あごの骨を切って整える手術が必要となることも。
一方、6〜12歳頃の子どもは成長期にあたり、身長が伸びるだけでなくあごの骨も成長する時期です。子どもの歯科矯正はあごの成長を利用して、バランスを整えながら歯並びの改善ができます。その結果、永久歯が正しい位置に生えてくる環境を整備できるのです。この治療は、子どもの成長期にしかできないもので、大人には適用されません。
子どもの歯科矯正の治療期間は、始める時期や症例により異なるため、どのくらいで終わると一概には言えません。しかし、目安期間として2~5年は考慮しておくと良いでしょう。
子どもの歯科矯正は、「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」に分けられます。Ⅰ期治療は乳歯と永久歯が混合している6歳頃に開始する矯正治療です。あごの成長を促したり抑制したりとバランスを整え、永久歯が正しい位置に生えるように促します。
治療期間は1~3年程度かかる場合が多いです。Ⅰ期治療で永久歯が適切な位置に生えてくれば、治療はここで終了となることもあります。しかし、永久歯が適切な位置に生えてこず、歯並びやかみ合わせの調整が必要になる場合は、Ⅱ期治療へ進みます。
Ⅱ期治療は永久歯が全て生え揃う12歳頃から行われる矯正治療です。大人の矯正治療と同様の装置を用いて、歯を1本ずつ正しい位置に並べます。矯正治療を開始する時期や症例によってはⅡ期治療から始めることもあります。
Ⅱ期治療の治療期間は、1~2年程度かかるのが一般的です。ただし、Ⅰ期治療とⅡ期治療を行う場合は、2~5年程度の期間が必要になることがあります。
まずは矯正専門医に相談する事をおすすめします。
24.03.22
こんにちは🌞
歯科助手の横山です。
だんだんとあったかくなってきて過ごしやすくなりましたね☺️
今日はマウスピース(ナイトガード)についてお話ししたいと思います。
ナイトガードとは就寝中の歯ぎしりによる歯の磨き減りを予防するため、装着するマウスピースのことをいいます。
意識のある時は緩めることが可能ですが、睡眠時などの無意識のときはコントロールができないものです。
1.歯の先端がすり減って平らになってきている。
2.歯茎に骨の盛り上がりがある。
3.虫歯ではないのに歯がしみる。
4.歯の根本部分が欠けている。
5.家族に歯ぎしりをしていると言われたことがある。
上記の症状に心当たりがあれば作ることをおすすめします。
マウスピースを使用することにより歯に加わる圧力を分散させることができ、歯や詰め物、被せ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。
また、顎関節症の改善や筋肉の緊張を解消する効果もあります。
【お手入れの仕方】
マウスピースを外したら流水下で柔らかめの歯ブラシを使って洗いましょう。
歯磨き粉はマウスピースを傷つけてしまう可能性があるので使用しないでください。
また目に見えない汚れや細菌を取り除く為に専用の洗浄剤を使用することをおすすめしています。
マウスピースは保険適用内で作ることが可能です!
気になる方はぜひスタッフまでお尋ねください😊
24.03.07
こんにちは栗田です。
今回は災害時の口腔ケア用品についてお話しします。
災害時は水や口腔ケア用品の不足や、入れ歯を外したり歯磨きができる場所の確保等が難しくなります。このため、お口の中をキレイにできなくなり、口の中のバイ菌が繁殖しやすくなります。 こうして避難所で肺炎や脳梗塞を始めとする様々な病気を引き起こしてしまうのです。 せっかく震災を乗り越え生き残った命を避難生活の中で失うことのないよう、防災グッズの中に口腔ケア用品を準備しましょう。
①歯ブラシ 歯磨き粉ジェルタイプ
②洗口液
③口腔内ウエットティッシュ
④フロス 歯間ブラシ
⑤紙コップ
⑥ジプロック『入れ歯保存袋』
⑦入れ歯洗浄剤
⑧水
その他の準備
⚫︎災害前
→家具固定、各部屋に笛、ライト、靴
⚫︎災害後必要なもの
→水、口腔ケアグッズ、携帯トイレ〔ペット用シート、黒ビニール袋〕、モバイルバッテリー、電池、ランタン、懐中電灯、ウエットティッシュ、ラップ、保存食、アイマスク、マスク、耳栓など
◎70リットルのケースに備蓄品を入れ、物置や外に置いておくといいそうです。
災害前に必ず準備、備蓄をしていきましょう。
instagram @iwasaki0418
四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
岩崎歯科医院
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。