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25.02.19
こんにちは、衛生士の赤塚です🥷
本日は高齢の方への口腔ケア方法についてお伝えします。
まず使用するものに「口腔ケアスポンジ」というものがあります。
咀嚼機能の低下や嚥下機能(飲み込む力)の低下によって食物残渣(食べ残し)が起こり口腔粘膜(歯肉、舌など)に残ってしまいます。それを取り除くときに使用するものとなっています。
水に濡らして粘膜を傷つけない強さで拭います、水分を十分に吸収させること、力の加え方に注意です⚠️
頬粘膜▶︎歯肉粘膜▶︎口蓋粘膜 の順番ですると取りこぼしなく全体を効率よく清掃できます。
そして常に介護が必要な方は舌に舌苔を認めやすくなります、それが細菌の温床となるのです。🦠
舌ブラシや柔らかい歯ブラシを用いて行います。ガーゼで舌の先端を持って軽く前に引っ張り奥から手前にブラシを10回程度軽く動かします!
この時、舌の付け根あたりに触れたりすると嘔吐反射を起こしケアの拒否を起こしちゃう場合があるので注意が必要なのと、強い力を加えないようにしてください🙌
必要によって歯ブラシ、電動歯ブラシを使用することもおすすめします✨
介護者からの視点だと慣れていないと普通の歯ブラシだと角度、動かし方が難しいので、電動歯ブラシを使用してもらうのがおすすめです。
口の中に入れてからボタンを押します、回転式(例:ブラウンのオーラルBなど)がおすすめで1ヶ所に2.3秒間当てます。
残っている歯の並び方を考慮して狭いところを磨けるように”小さく円形の毛先”おすすめします!
(これのもう少し丸い形)
ブラッシングは磨く順番が大丈夫です。スタートとゴールを決めて一筆書きでブラッシングしてください!
歯磨き粉などは使わないようにしてください!
誤嚥や泡立ちによるむせ、うがいの頻度が増えます。もしうがいをしたい場合、寝たきりの方には「霧吹き」の応用もおすすめします。
そして最後に口腔内に剥がれ落ちた菌の排出をするために洗口消毒を行います👄
用いられているものはポビドンヨード(イソジン)塩化ベンザルコニウム、アクリノールなど用量を待って使用することが大切です。
※クロルヘキシジンは口腔粘膜への使用で過去にショックの報告があるため使用は❌です
(希釈して使える場合もありますが、クロルヘキシジンアレルギーの方は使用を控えること )
🔴weltec製品サイトより引用
このように高齢の方や常に介護、一部介護が必要な方に行う口腔エアの紹介をさせていただいました。年齢を重ねることによって免疫力が下がり、病気に罹患したり、筋肉が衰えることによって普段出来ていたことも出来なくなってくることがあります。口腔内にある菌は病気を進行させてしまうものになるため、常日頃から口腔内を綺麗にしておく必要があります。清掃不足による病気の発生や進行を増進させることを理解しておく必要があるかもしれませんね!
参考文献:新編5分でできる口腔ケア介護のための普及型口腔ケアシステム 著:角 保徳
Instagram @iwasaki0418
JR四日市駅徒歩3分
近鉄四日市駅徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。