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25.04.25
こんにちは、宇佐美です🌿
今回はMTAセメントについてお話しさせていただきます!
MTAセメントとは歯科の神経を残す歯髄保存治療
覆髄(ふくずい)という治療で使われる歯科材料の一つです
まず覆髄についてご説明します
虫歯が進行して歯の中にある神経の歯髄(しずい)が露出したり虫歯の治療中に
歯髄が露出した際に行う歯の神経を保護する治療の事です
覆髄には3種類の方法があります🪥
まず治療の流れを説明します🌟
①まず虫歯の検知液であるカリウスチェックという物で染めて行きます
②このように染めた後に青くなっている部分が虫歯になっている部分です
③このようにバーで青くなっている部分を削ります
④青く染まっていた虫歯を取り切った状態です
次に覆髄には3種類の方法があります
①「間接覆髄」
⚫︎むし歯や外傷などで薄くなった歯質に薬剤を貼付して、外来刺激を遮断する
⚫︎ 象牙質の形成を促して歯髄を保存する
② 「直接覆髄」
⚫︎露髄して細菌感染が起こっていない歯に対して、 歯髄を保護する 露髄した部分に薬剤を貼付して外来刺激を遮断する
⚫︎歯質の形成を促して歯髄を健康な状態で保存する
③「部分断髄法」
⚫︎ むし歯で神経の一部が損傷しているの損傷部分を切除して残りの神経を保存します
最後にフッ素配合のフジナインというセメントで保護しています
ここから1週間様子見ていただき
最終的な被せ物などの治療を行います
こちらは予後の治療後に型とりをを行ない
セラミックを冠せて全ての治療終了です
覆髄におこうなうことにより歯の神経を取るのではなくしっかりと保存ができ破折や亀裂の発生のリスクを回避する事が可能になります🫧
次にMTAセメントに詳しくついてご説明します
MTAセメントは正式名称(ミネラルトリオキサイドアグリゲートセメント)といい
水酸化カリウムやシリカを含むバイオセラミックの材料の1つで(虫歯が歯髄まで到達したの神経の保存 ・根管治療・歯の修繕に使用されます🪥)
次に特徴は3つあります
①殺菌作用と封鎖性
歯の内部と密着し外部からの細菌や水分の侵入を防ぎ治療後の再感染のリスクを軽減することが可能です
②生体親和性
歯や歯周組織に対して非常に優れた生体親和性がありダメージがなく安全に使用が可能の為お身体に優しい素材です☺️
③歯髄細胞の再生促進
歯髄細胞の再生を促進する働きがあり歯の治癒力を高める事が可能です
当院では覆髄の治療を行う際に
マイクロスコープ(顕微鏡)とラバーダムを使用しますラバーダム(ゴムのマスク)をすると
治療を行う歯を隔離し唾液や細菌から守り
無菌的な処置を行います
そしてマイクロスコープを使用すると
細部まで治療が行う事が可能になります
そして治療の際に小型カメラで撮影を行い
お口の中の様子治療の状態,進行、内容のご説明が可能になります
虫歯になったからといい歯の神経をすぐに取るのではなく
しっかりと歯の神経を残して身体もお口も健康な生活を過ごしていただけたらなと思います🪥
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。