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23.07.20
こんにちは 歯科衛生士の長谷川です。
暑い夏になり、のどが渇きやすい季節に入ってきましたね。
今年も猛暑といわれているため、熱中症対策のためにも水分補給は欠かせません。
そこで水分補給のためにスポーツドリンクを摂取する方も多いのではないでしょうか。
スポーツドリンクの成分
ヒトは、体重の約50~60%が水分でできていて、一日におおよそ2.5リットルの水分が排出されていると言われています。
食べ物にも水分が含まれてはいますが、意識的な水分補給は必要です。
とくに暑い夏は、汗といっしょに塩分も流れ出てしまっているため脱水症状が起きやすいです。
効率的な水分補給を行うためには水だけでなく、電解質、つまりナトリウムと少量の糖質も含まれていた方がより吸収しやすいのです。
そこで多くは選ばれるのがスポーツドリンクです。
塩分も糖質も含まれているため水分補給には優れた飲み物です。しかしここで気を付けていただきたいのは糖質量です。
スポーツドリンクに含まれている糖質の値は砂糖が4~6%と記載されていて、おいしさを出すために多めに糖質が配合されています。
そのため知らず知らずのうちに、歯が脱灰し虫歯を引き起こしてしまう可能性が高いです。
スポーツドリンクに限らず、ジュースや炭酸飲料も同じく注意が必要です。糖質が含まれた飲料も歯の脱灰を招きます。
唾液の作用や歯磨きをすることによって中性に戻りますが、せっかく中性に戻ってもスポーツドリンクやジュースなど糖質が多く含まれたものを口にすると瞬く間に脱灰が起こってしまいます。
スポーツドリンクに変わる飲料があります。
経口補水液は水分と電解質のバランスがちょうどよく、すばやく水分補給が行えます。
糖質も1~2%と少量なので脱灰のリスクが少ないです。
夏に向かい、スポーツドリンクによる虫歯の進行は、ご自身では気づかないうちに進行していることもあります。定期的に歯医者さんに虫歯のチェックされる事、おすすめしてます。
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。