クリニックブログ BLOG
19.02.26
三重県 四日市 朝日町 岩崎歯科
歯科医師の芳金信太郎です。本日はニューヨーク大学歯学部に短期留学した続きを書きます。
月曜日はDr.Paul Rosenberg(NYU歯内療法科主任教授)とDr.Asgeir Sigurdsson(AAE歯内療法学会会長)、岡崎先生(クリニカルアシスタントプロフェッサー)の講義でした。
Dr.Paul Rosenbergの痛みにおける投薬の話でアメリカ的なバイコティン(ヒドロコドン)は麻薬性鎮痛剤で依存性があるから注意とか日本ではあまりない話もたくさんありました。妊婦さんにおけるアセトアミノフェン(カロナール)は子供に影響が出る、Nsaidsと心筋梗塞のリスクと深い話が多かったです。
Dr.Asgeir SigurdssonはTronstad1990年の根尖にプラーク(歯垢)がいたのを見つけたや、よくみるKakehashiの話しや、Glick 1962の関連痛は顔面正中を超えることはないとかの話しをされました。基礎的な内容で難しい話ですがとても勉強になります。
少し話しはズレますがNYUは私立大学で学生は年間8万ドル(800数十万円)ほどの学費がいるようです。日本の私立大学歯学部だと4〜500万円くらいでしょうか。
アメリカの18%が専門医でそれになる為には通常の期間にプラスで2〜4年かかるとのこと。専門医は8つに分けられ1番人気は矯正歯科、2番人気は小児歯科、歯内療法は5番目だそうです。
ちなみに、ランチは学食で取ります。ハンバーガーやサラダ、スープ、チップスなどを選んでお会計するシステムです。
初日に席がいっぱいでNYUの学生と相席になりました。
前で食べていた学生らしき人が話しかけてきて、少し焦りましたが拙い英語でなんとか英会話を。。
彼は25歳(確か)でアトランタ出身、今はまだD2の段階(D2が何か分かりませんでしたがおそらくDはデンティストリー;歯学部の2年生のことかな?と憶測)で学生さんと分かりました。
NYUは学費が高かったり家賃も高いから大変だねとさっきの知識をフル活用してトーキング。
学費と生活費がとてもかかるから(ベーーリエクスペンシィブ!)朝昼夜は手作りさ!と言って手作りのミートボール入りのスパゲッティをゆっくり食べていました。
いつの日かしっかり聞き取れる日が来るといいなといつもの英語の話しになると思います。。
火曜日はDr.Louis Linバイタルパルプセラピー(神経:歯髄の温存)の話がありましたが、この辺で終わりたいと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました。
歯科医師 芳金信太郎
四日市 歯医者 JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市徒歩10分 インプラント マイクロスコープ
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。