クリニックブログ BLOG
21.03.01
岩崎歯科医院の院長の芳金信太郎です。
久しぶりに治療のブログを書かせていただきます。
本日は左下の奥歯(下顎左側第2大臼歯;左下7番)の神経の治療を行った60歳代女性のケースです。
歯には略式された番号があり、上記のように下顎左側第2大臼歯と毎回呼ばずに、左下7番と簡潔に表現したりします。
今回、その左下7番のレントゲン画像がこちらになります。
赤く丸をふってある部分が歯の根の先端になりますが、なんとなく黒く透けている状態です。
一般的なレントゲンをパノラマX線写真と言いますが、よりコントラストをしっかり判断するためにCTを
撮って確認をしていきます。
根の先が黒くなっている状態がくっきり分かります。
さらに、歯を支えている骨が歯の後ろまで溶けていることが分かります。
別のアングルからの画像がこちらです。
治療はマイクロスコープ、ラバーダム等を用いてしっかり歯の根の中の細菌感染を起こしているところをキレイにしていきます。
こちらが術後のCT画像です。
しっかりと感染源を除去できれば、自然に骨は出来上がってきます。
しかし、感染が大きく広がっていたりするケースは自然と改善出来ない場合もあります。その場合は外科的に取り除かなくてはいけない場合もあります。
早期アプローチすることで、感染の拡大を抑え、治療もシンプルに済んでしまいます。
なるべく早い段階で治療スタートすることをおすすめします。
岩崎歯科医院 芳金信太郎
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。