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再生療法セミナーに参加してきました。

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こんにちは。歯科医師の二村です。

先日再生療法セミナーに参加してきました。

 

再生療法とは歯周病によって失った歯周組織を回復する事です。

それを成功させるには様々な条件が必要です。

細胞、足場、サイトカインの条件がそろった時に再生されます。

1、細胞
(歯槽骨、歯根膜、骨髄、脂肪組織由来の幹細胞)

2、足場
(血餅、骨補填、GTR法)

3、サイトカイン
(エムドゲイン、リグロス)

 

2番目の足場について

①骨補填の役割として再生するためのスペースの獲得です。
そのため感染が起こりにくく骨が吸収しにくい材料が望ましいです

・自家骨が一番望ましいですが、骨吸収が早くスペースの獲得には難しい
・他家骨は日本では不認可のため患者さんからの同意が必要
・人工代用骨は骨吸収が早い
・異種骨は吸収が起こりにくい

最近では吸収が起こりにくいため異種骨を使用する事が多い。
異種骨は国で承認されている牛の骨のバイオスという材料を使用します。


院長との2ショットです!!!!!!!!

②GTR(メンブレン)の役割として骨欠損部に遮蔽膜を設置することで上皮の侵入を防ぎ、歯根膜由来細胞を選択的に歯周組織の欠損に誘導することにより歯周組織再生を図る

メンブレンの種類
・サイトプラスト(非吸収性)
・GCメンブレン (吸収性)
・バイオガイド (吸収性)

(サイトプラスト)
遮蔽力強い
非吸収性のため2回のオペが必要
感染しやすい

(GCメンブレン)
吸収早い
材料が硬いため操作性が難しい

(バイオガイド)
国承認の豚の心臓由来のメンブレン
吸収比較的長い


実習中の様子です!!!!

3番目のサイトカインについて

①エムドゲイン


セメント質を誘導して歯周組織の再生を図る。

②リグロス

創傷治癒過程において細胞同士の活性化する際にbーFGFが放出される。それを利用したのがリグロス。リグロスを使用することにより血小板、マクロファージ、線維芽細胞、上皮細胞、血管内皮細胞の機能を高めて再生する。

 

再生療法は使用する材料も大事ですが、術者の技術により成功を左右されるものなので、私もこのセミナーを受講してより切磋琢磨して患者さんに良質な医療を提供しようと改めて感じました。

講師の寺嶋先生との2ショットです!!!!!!!!!

instagram @iwasaki0418 四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分

 

自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。