クリニックブログ BLOG
18.07.25
歯科医師の芳金信太郎です。
先週の土日と大阪で5Dという歯科のスタディグループの勉強会に参加してきました。
今回(全5回の2回目)も歯の根っこの治療(歯内治療)の勉強会です。
日常で歯の神経のトラブルは絶えません。
自覚症状がなくても、レントゲンで歯の根の先に黒い影ができていることが多々あります。
放っておくと噛むと痛みが出たり、歯茎から膿が出てくる症状になります。
可能であればそうなる前に早期発見がとても重要だと思います。
今回のトレーニングはとても細い管を徐々に広げていき、そこに薬を詰めるというものと、歯の模型を用いて
汚れを落としながら薬を詰めるという内容でした。
この管はとても細いのでとても慎重に器具を進めていかないと器具が折れてしまったり
管の中に違う道筋(レッジ)を作ってしまい本来の管を器具が通せなくなってしまいます。
こちらが丁寧に拡大していったものです。
次に、お薬を詰めた拡大写真がこちらです。
事前に宿題があり、日々のトレーニングと毎月の学びの成果で受講生40名ほどの中の
「うまい!」と評価された3名に私が入ることができました!
次に歯牙の模型です。こちらの方がより実践的です。
この歯の根を綺麗にしていきます。
根の形態はとても複雑(側枝、イスムス、副根管など)で100%無菌化は不可能です。
少しでも汚れや感染が取れるよう実際にはいろいろな器具を用いたり、化学的な洗浄にて汚れを落とします。
そしてそこにお薬を充填していきます。
日々のトレーニングや自己研鑽はこれからも続きます。
歯科医師
芳金信太郎
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。