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歯石取りで出血してしまう理由

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こんにちは歯科衛生士の石川です。

みなさん、歯石取りを受けた際に出血してしまったことはありますか?

出血していると歯茎を傷付けられたのではないか?と感じる方も多いと思います。

—–歯石は細菌の塊—–

歯石は歯垢が唾液に含まれるリン酸やカルシウムが付着してできるもので、表面が粗造なので汚れが付着しやすいのです。

歯石が付いたまま長時間放置すると免疫細胞が活発になり歯茎の炎症を引き起こします。

炎症が起きると粘膜が弱るため歯石を取り除くと出血してしまうわけなのです。

—–歯石取りの様子—–

マイクロスコープ使用

下の前歯です。歯と歯茎の境目、歯と歯の間に硬い歯石が付着していて、歯茎も赤く腫れています。少し触っても出血してしまう状態ですね。

 

歯と歯茎の境目、歯と歯の間の歯石を取りましたが裏側にも歯石が付着している様子が伺えますね。

 

①下の前歯裏側(内側)です。②シマ模様の部分は本来なら歯茎か見えているのですが年月をかけて、厚みを持った歯石が歯茎の部分まで覆っています。③超音波スケーラーで歯石を砕いています。④歯石で覆われていた歯茎が赤く炎症を起こしているのがよくわかります。

 

上の写真が歯石を取る前、下が歯石を取った後になります。

 

あと数回通っていただきさらに細かい部分の汚れを落とす必要があります。青丸の部分、歯と歯の間の隙間が気にる方がいると思います。こちらは比較的多く歯石など炎症の原因となるものが長い期間付着していた方の治療後に見られます。歯ブラシの他に歯間ブラシを使って毎日のケアをおすすめしています。

—–歯石には2種類あります—–

歯茎の上にできるもの

歯と歯茎の溝にできるもの(硬い)

 

—–出血🩸について—–

歯石を取り除き、歯茎の炎症の原因を取り除けば炎症も徐々に治まってきます。治療後に出血しても数日経てば炎症も治まり止まります。ホームケアなど歯科衛生士からアドバイスを受けてください。

歯石取りで出血させないためには定期的にクリーニングを受けて歯石をためすぎないようにすることです。

岩崎歯科医院

 

自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。