クリニックブログ BLOG
21.05.19
こんにちは。歯科医師の二村です。
突然ですが顕微鏡をご存知ですか?
顕微鏡は昔、理科の実験で微生物を観察する時に使用するものと思われる方もいらっしゃると思います。
顕微鏡は小さい物をより拡大して見るものです。
歯科領域も歯などの小さい物をより大きく拡大して見ることで精度の高い治療ができると言われています。
ですが歯科用顕微鏡、いわゆるマイクロスコープは使いこなすためには訓練が必要で操作がとても難しいといわれています。
私は精度の高い治療を患者さんに提供したいと思い研鑽を重ねて、日頃からマイクロスコープを用いて診療しています。
マイクロスコープを利用する利点として
①肉眼では見えない根管、感染、穿孔、イスムス、歯根破折が明るくはっきり見える
②感染原因の見当がつく
③写真や動画で感染原因を患者さんに示せる
④勘に頼らず正確に治療できる、治療に質が上がる
⑤ストレスのない姿勢により治療が楽になり治療時間が短くなる
拡大について実際に一万円を置いて見てみましょう
1万円札で肉眼とマイクロスコープを使用した比較画像です。
右の画像をご覧になった通り、実はNIPPONGINKOというアルファベットが書いてあるのが拡大によりお分かりいただけかと思います。
マイクロスコープのさらなるステップアップを図りたいと思い、先日顕微鏡ハンズオンコースセミナーを受講してきました。
マイクロスコープの難しい点は
①ピントを合わせること
②ミラーを上手く使用しないと見えないことです。
そのためピントと合わせるための調整の仕方と工夫、ミラーテクニックの技術の向上を勉強してきました。
①ピントを合わせるために
視度調整、瞳孔間距離調整、フリクション調整
②ミラーテクニック
歯の部位によるミラーの位置関係と操作方法
このようにミラー操作により見えるようになります。
これからも患者さんに満足していただけるように精進していこうと思います。
岩崎歯科医院
歯科医師 二村太健
四日市 歯医者 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。