クリニックブログ BLOG
19.11.27
こんにちは。石垣です。
秋も深まり、寒くなりましたね。
今日は、歯周病が、全身に及ぼす影響について少しだけ詳しくお伝えします。
あまり美しい話ではないのですが、皆さんは、トイレで用を足したら、すぐに便器を洗い流しますよネ?
食べたら、お口の中から、喉、気管、まで、食べかすで雑菌が繁殖するのです。
食べたら、川の上流のお口の中の歯の隠れ雑菌をきれいにする、洗い流すことで胃や腸、お尻の穴まで、清潔になるのです。
食べたら磨く、それも、すぐに磨くのが、万病の元を絶つ秘訣ということです!
それでは、その原理についてお話しましょう🎵
興味のある人は、忍耐強く聞いてください。\(^o^)/
歯周病のある場所には、歯周病原性細菌とその細菌が産生する毒素、
炎症のある場所で作られるプロスタグランディンやサイトカインなどのケミカルメディエーターが存在し、
歯周病が悪化するに従い、その量も増えてきます。
これらのものが歯肉の毛細血管を通じて全身に搬送されると、
心臓血管疾患、脳卒中(脳梗塞)、糖尿病の悪化、
低体重児出産などを引き起こす危険性を高めることが分かってきました。
また、唾液の中に混じった歯周病原性細菌を含む細菌が誤って気道から気管支、肺の方に入ると、気管支炎、肺炎(誤嚥性肺炎)の原因ともなります。
さらに歯周病は肥満やメタボリックシンドロームとの関連も言われるようになっています。
歯周病に慢性的に罹っていると、様々な全身の病気に罹る危険性を高めることが知られています。
よって、歯周病の予防や治療は、全身の様々な病気の予防や治療に役立つことにもなり、健康な生活を送るためにとても大切なことです。
『知らなかった』『聞いていない』では、済まされない問題なのです。
是非、興味を持って聞いてください。
みなさ―ん、歯周病を甘く見ないでくださーい。😉
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。