クリニックブログ BLOG
23.04.16
こんにちは!
先日大阪府箕面市にある寺嶋歯科医院さんにて歯周病の勉強会に参加させて頂きました。
3日間それぞれの講義、実習の内容をご紹介します。
1日目 信太郎先生、衛生士:中野、技工士:松永
講義では歯周組織の基礎的な所から歯周治療に関する内容でした。初心にかえり再び基礎を学ぶ事で更に知識が向上したかと思います。
後半は院内の見学をさせて頂いた後、アシスタントワークによる実習でした。
効率よくアシスタントワークが行える様、寺嶋歯科医院の衛生士さんにアドバイスを頂きながら実習を行いました。
2日目 信太郎先生、衛生士:山田、石川
講義内容は組織付着療法と切除療法についてです。2つの外科治療もさらにいくつかに分かれていて適応と術後の経過まで詳しく教えていただきました。
実習ではメスの入れ方、部分層弁骨膜縫合のアシスタントの経験ができました。
3日目 信太郎先生、二村先生、衛生士:中野、長谷川
最終日の講義内容は再生療法についてです。再生療法とは、歯周病によって失われた歯周組織を回復する治療です。再生療法に使われる薬剤には色々な種類がありますが、それぞれの適応症やメリット・デメリット、術後の経過の違いなどを学びました。
2日目と3日目の実習は豚顎を使った実習です。
豚顎にメスを入れ、縫合していきます。よく用いられる単純縫合や、マットレス縫合を衛生士も実際に体験してきました。
普段の診療で衛生士が縫合を行う事はありませんが、実際にドクターの手の動きを理解しておく事はとても重要だと感じました。
この3日間の勉強会では先生と衛生士、アシスタントがチーム一丸となって歯周病治療についての知識と技術を学ぶ方ができ、とても貴重な経験となりました。この経験を今後の診療でも活かせられる様、頑張りたいと思います!
23.04.13
こんにちは!
歯科衛生士の長谷川です。
今回は患者様から聞かれる、フロスや歯間ブラシの使用するタイミングをお伝えしたいと思います。
フロスや歯間ブラシはみんなさん見たことや家に使わずに置いてるだけでなってる方も多いのではないでしょうか?歯ブラシだけではどれだけ頑張っても6割くらいしか磨けてないと言われてます。そこで必要になってくるのがフロスや歯間ブラシです。使うことで磨き残しは減ってくれます。
ではいつのタイミングで使うと良いのでしょうか?
患者さんからよく聞かれるのは歯磨き前に通したらいいのか終わってから通したらいいのかという質問です。
最近ではブラッシング前に通した方が良いと言われています。
その理由は歯磨きが終わった後に細かいところの歯垢(細菌の塊)を掻き出してしまうとせっかく綺麗にしても口腔内に残りやすくなります。なので最初に歯と歯の間の歯垢を除去してからブラッシングした方がきれいに保てると言われています。
できれば、毎日毎食後通してほしいのですが、毎食後となるとなかなか難しいと思います。なのでまずは夜寝る前に一回だけでも通してください。寝てる間が1番細菌は増えると言われてます。
歯間ブラシにはサイズがあります。
検診時など歯科衛生士にピッタリサイズを見つけてもらう事をオススメしてます。
23.04.06
こんにちは、佐藤です🌻
最近暖かくなってきましたね☀️
桜も綺麗に咲いてますね😊
4月にに入ってみなさん新生活いかがお過ごしですか?
4月は多くの方にとって変化の月になっていると思います。
職場が変わったり、進学したりして
新しい人との出会いが多いと思います🌸
初めての人と会う機会が増える時こそ
綺麗な歯でいい笑顔を作りませんか🦷?
歯医者に行ったことがない方
歯のお手入れをしたい方
虫歯があるか気になる方
ホワイトニングに興味のある方
歯並びが気になる方
こんな方はぜひ一度当院に来て
一緒に口腔内を綺麗にしましょう🙌🏻
気になることがあればお気軽に
スタッフまでお声掛けください💁🏻♀️✨
Instagram @iwasaki0418
四日市 歯医者 岩崎歯科医院
JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
23.03.30
こんにちは栗田です。
今回は虫歯になりにくい人の特徴についてお話しします。
●虫歯=感染症
虫歯にかかりにくい人が存在する理由については、まず虫歯という病気が感染症の一種なのでミュータンス菌などを始めとする虫歯菌が口の中に感染しなければ、虫歯を発症することはありません。
●虫歯にならない人の口の中にも常在菌はいる
ほとんどの人の口腔内には常在菌が生息しています。虫歯になりにくい人は一般的な人よりも口腔内に生息する虫歯に関する細菌が少ないそうです。
●虫歯菌が生息しても虫歯になら
みなさんの口の中に虫歯菌は生息しています。虫歯を発症する人の口の中には、虫歯菌が増殖することにより虫歯になります。ですから、常在菌として存在していても必ずしも歯質を溶かすような病原性を発揮することはないといえるでしょう。
●虫歯になりにくい人の特徴
歯質が強い
歯質の耐酸性能が高い人は、歯を磨かなくても虫歯になりにくい傾向にあるといえます。
●唾液の殺菌作用が強い
唾液には、虫歯菌などを殺菌する作用やその働きを抑える抗菌作用などが備わっています。これらが体質的に強い人は、歯を磨かなくても虫歯になりにくい傾向にあります。普段から唾液の分泌量が豊富であれば、食後も食べかすなどが洗い流されますし、絶えず殺菌作用や抗菌作用が働いていますので、虫歯菌の増殖も抑えられることとなります。
このように、虫歯になりやすいかなりにくいかは、ある程度、体質や歯質によって決まっています。生まれながらに虫歯になりにくい人は羨ましいですが、歯磨きを怠ることはできません。歯磨きを怠れば、虫歯よりもさらに深刻な病気を誘発するリスクもあるからです。
instagram @iwasaki0418 四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
23.03.22
こんにちは。歯科医師の二村です。
先日再生療法セミナーに参加してきました。
再生療法とは歯周病によって失った歯周組織を回復する事です。
それを成功させるには様々な条件が必要です。
細胞、足場、サイトカインの条件がそろった時に再生されます。
1、細胞
(歯槽骨、歯根膜、骨髄、脂肪組織由来の幹細胞)
2、足場
(血餅、骨補填、GTR法)
3、サイトカイン
(エムドゲイン、リグロス)
2番目の足場について
①骨補填の役割として再生するためのスペースの獲得です。
そのため感染が起こりにくく骨が吸収しにくい材料が望ましいです
・自家骨が一番望ましいですが、骨吸収が早くスペースの獲得には難しい
・他家骨は日本では不認可のため患者さんからの同意が必要
・人工代用骨は骨吸収が早い
・異種骨は吸収が起こりにくい
最近では吸収が起こりにくいため異種骨を使用する事が多い。
異種骨は国で承認されている牛の骨のバイオスという材料を使用します。
院長との2ショットです!!!!!!!!
②GTR(メンブレン)の役割として骨欠損部に遮蔽膜を設置することで上皮の侵入を防ぎ、歯根膜由来細胞を選択的に歯周組織の欠損に誘導することにより歯周組織再生を図る
メンブレンの種類
・サイトプラスト(非吸収性)
・GCメンブレン (吸収性)
・バイオガイド (吸収性)
(サイトプラスト)
遮蔽力強い
非吸収性のため2回のオペが必要
感染しやすい
(GCメンブレン)
吸収早い
材料が硬いため操作性が難しい
(バイオガイド)
国承認の豚の心臓由来のメンブレン
吸収比較的長い
実習中の様子です!!!!
3番目のサイトカインについて
①エムドゲイン
セメント質を誘導して歯周組織の再生を図る。
②リグロス
創傷治癒過程において細胞同士の活性化する際にbーFGFが放出される。それを利用したのがリグロス。リグロスを使用することにより血小板、マクロファージ、線維芽細胞、上皮細胞、血管内皮細胞の機能を高めて再生する。
再生療法は使用する材料も大事ですが、術者の技術により成功を左右されるものなので、私もこのセミナーを受講してより切磋琢磨して患者さんに良質な医療を提供しようと改めて感じました。
講師の寺嶋先生との2ショットです!!!!!!!!!
instagram @iwasaki0418 四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。