クリニックブログ BLOG
21.03.23
こんにちは。歯科医師の二村です。
今回左下の親知らずによって隣の歯が虫歯になった患者様の症例です。
上記の画像で横に寝そべっているのが親知らずです。
このように親知らずが横に向いて顔を出していると下記のようなトラブルが起こります。
①隣の歯が虫歯になる
②親知らずが虫歯になる
③歯並びが悪くなる
④親知らず周辺の歯茎が腫れる
今回のケースは①の親知らずが原因で隣の虫歯ができてしまいました。
こういう場所に虫歯できてしまうと、とても治療が難しいとされています。
その理由として
①見にくい
②治療器具が届きにくい
③血液、唾液により接着操作が難しい
などが挙げられます。
今回はこのように8倍のルーペと顕微鏡を使い最小限で削ってプラスチックで処置を行いました。
皆さんもトラブルになる前に一度受診してみて下さいね。
21.03.12
こんにちは歯科衛生士の福井です🪥✨
検診で来ていただいた患者様に
「どうして虫歯になっちゃうの?」とよく聞かれます。
原因にはおもに3つあります!
➀宿主(歯質)🦷
歯の強さや唾液の分泌量、緩衝能によって虫歯になりやすいかどうかが左右されます。
➁細菌 (虫歯菌) 😈
主な虫歯菌はミュータンス菌です。この菌はプラークを作り、また歯を溶かす酸を作ります。
➂糖質 🍭
糖質の中でも特に砂糖を含む食べ物や飲み物が虫歯の発生に 影響を与えます。
「カイスの輪」という言葉を一度でも聞いたことはありますか?
アメリカのカイスという学者が、
この1〜3の原因が重なった時“虫歯が発生”すると提唱しました。
各要因に対する予防方法は
➀歯質→フッ化物を使った歯質の強化と唾液
萌出したての歯牙に対しては歯科医院でのシーラント処置
➁細菌→自宅でのブラッシング、歯科医院でのプラーク除去。
フッ化物、キシリトールの使用
➂糖質→バランスのとれた食習慣(おやつを含む)。砂糖などの虫歯の心配がない食べ物の選択。
虫歯は一度発症すると2度と元には戻りません。少しでも「ん?なんか黒いかな…虫歯かな…」と心配でしたらご相談ください!
また、定期検診での早期発見・早期治療も重要です。 歯にお悩みのある方は是非ご相談ください。
21.03.04
こんにちは 渡部です
歯に色が付いて歯磨きをしてもとれない時ってありますよね?
ご存じの方も多くいるかもしれないのですが
日々口にする食べ物も歯の着色に大きく関わっているのです
色の濃いものを口にすることで、食べ物や飲み物そのものの色がステイン(着色)となります
代表的な物としては、コーヒー・コーラ・赤ワイン・ブルーベリー・カレーライス・醤油・ソース・など
口にすると歯にステインを沈着させる着色性食です
また、色の濃いもの以外にも
炭酸飲料・アルコール・スポーツドリンク・柑橘系の飲食物・お酢など酸性の 着色補助食品は
歯の黄ばみをつきやすくしますので注意して下さい!
これらを口にしたときは早めに口をゆすぐか、歯磨きを行うと着色をある程度防ぐことが可能です
着色が気になる方は着色しにくい食事を心がけてみましょう
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
21.03.01
岩崎歯科医院の院長の芳金信太郎です。
久しぶりに治療のブログを書かせていただきます。
本日は左下の奥歯(下顎左側第2大臼歯;左下7番)の神経の治療を行った60歳代女性のケースです。
歯には略式された番号があり、上記のように下顎左側第2大臼歯と毎回呼ばずに、左下7番と簡潔に表現したりします。
今回、その左下7番のレントゲン画像がこちらになります。
赤く丸をふってある部分が歯の根の先端になりますが、なんとなく黒く透けている状態です。
一般的なレントゲンをパノラマX線写真と言いますが、よりコントラストをしっかり判断するためにCTを
撮って確認をしていきます。
根の先が黒くなっている状態がくっきり分かります。
さらに、歯を支えている骨が歯の後ろまで溶けていることが分かります。
別のアングルからの画像がこちらです。
治療はマイクロスコープ、ラバーダム等を用いてしっかり歯の根の中の細菌感染を起こしているところをキレイにしていきます。
こちらが術後のCT画像です。
しっかりと感染源を除去できれば、自然に骨は出来上がってきます。
しかし、感染が大きく広がっていたりするケースは自然と改善出来ない場合もあります。その場合は外科的に取り除かなくてはいけない場合もあります。
早期アプローチすることで、感染の拡大を抑え、治療もシンプルに済んでしまいます。
なるべく早い段階で治療スタートすることをおすすめします。
岩崎歯科医院 芳金信太郎
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
21.02.26
こんにちは歯科衛生士の石川です。
検診などで来ていただいた患者さんにお伝えしていることがあります。
それはプラーク(歯垢)についてです。
見た目は、白くてモヤモヤしている。歯磨きをしていても歯と歯の間や、歯と歯茎の境目に残る場合があります😓
歯ブラシだけでは細かい部分のプラークを落とすことはできません…と言っても過言ではありません🪥
写真の矢印がプラークです。
このプラークはブラッシングでキレイに落としてください‼︎
なぜならばプラークはお口の全てのトラブルの原因となっているからです。
原因はプラークだけではない場合はありますがプラークの付着が多いほど病状も悪化してしてしまいます。
プラークは細菌の塊なのです😵
お口の中にいる菌の代謝物で、不溶性グルカンというネバネバした物を出して歯面に引っ付き唾液や食物の糖を得ることによって酸を出してきます。
酸によって歯が溶けてしまう…
これが虫歯です。
一日一度は質の良い歯磨きをしてください。
量より質 磨く時間よりもブラッシングの質を上げることです!
それと歯医者さんのプロケアを受けてくださいね。
岩崎歯科医院
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。