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歯周病菌連鎖を口腔内で食い止めよう❗

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参照:『歯周病菌連鎖を口腔内で食い止めろ』

こんにちは。石垣です。

14年ほど前の新聞にサンスターの全面広告で「歯周病菌連鎖を口腔内で食い止めろ」というコピーが紙面一面に掲載され、同時にテレビでもキャンペーンを展開していました。

フルカラーで大変、インパクトがあったので、印象に残っている方も多いと思います。
サンスターは、かねてから、歯科と全身疾患の関係についてPRを行っていましたが、ここにきてこれを国民に向けても全面にPRをする戦術をとった模様です。

成人8割(9000万人)は歯周病。
そのうち歯科に通う人は130万人
つまり1/70です。
それによって歯の損失原因は40%…
あまりにもひどい状況ではないでしょうか?
歯磨きクリーム変えたって、歯周病は治せませんよ?!
自己流が一番危ないのです。

1950~90年頃まで、歯周病の病態研究はプラーク細菌の感染、宿主の細菌の相互作用、分子生物学的解析へと発展を遂げ、その間、歯周病療法は「症状改善」からプラークコントロールによる「原因療法」へ、予防啓発も「Cure」から「Care」へとシフトし、歯周病医療の概念もQOLを取り入れる方向に進展してきました。

病変因果の変化

過去 現在
1930年頃
原因は歯石
バイオフィルムの質が原因
1960年頃
プラークの量が問題
プラークの質が問題
1975年頃
歯周病の病原菌10種類検出
P.g T.d T.f
P.gは18歳前後で感染することが多い
T.d T.fは小中高生
菌の感染に部位特異性はなく、唾液によって感染する
1990年頃
歯周病に対する抵抗力の個人差
バイオフィルムの病原性の変化で発症

しかし、1990年以降は、”歯周病の発症は細菌感染によるが、感染への生体の防御反応産物、歯周病原菌やその内毒素(LPS)は病状の悪化だけではなく、全身にも負の影響を与える”という概念が台頭し、1990年代中頃には歯周病と全身の関係を示す病態研究がみられ始めます。こうした研究により、生活習慣病をはじめとした”全身疾患”と歯周病の深い関連性が明らかになり、それに伴って歯周病医療の概念も、「歯の健康」から「全身の健康」を目指すものにシフトしてきました。

 

歯周病と全身疾患の関わり

歯周病と全身疾患が深い関連性を持つことが明らかになってきましたが、その要因としては、歯周病原菌や内毒素(LPS)、炎症性サイトカインが歯周病部位から血流によって全身に広がることで影響を与えると考えられています。
また、一方では糖尿病や骨粗鬆症が歯周病の進行リスクを高めることも明らかになっています。。
したがって、歯周病を単なる口腔疾患ではなく全身疾患の一部として捉えることが、歯周病や、さらには生活習慣病などをはじめとした全身疾患の予防・治療につながると考えられます。

歯科と全身疾患に対しての因果関係は、かなり前から指摘されており、また、海外を中心として研究も進んできました。

 

確実に、歯周病を治し、予防を持続させる事が、何よりも大切になってきます。

口腔機能は、消化器系機能・呼吸器系機能・脳神経系機能の3つの機能で構成しており、歯が抜けたままにしていたり、認識不足や自覚の無いまま、そうとは知らずに歯周病を放置したままにしていて、「口腔機能が低下する」と、これら3つの機能が同時に低下することになります。

1.消化器系機能の低下
消化器は、栄養の消化・吸収を担っていますので、この機能が低下すると、脱水や低栄養状態に陥るだけでなく、廃用によって胃や腸の構造の萎縮が生じてきます。

また、腸管では免疫細胞の生産能が低下しますので免疫能の低下や自然治癒力の低下となります。

 

2.呼吸器系機能の低下
喉頭蓋の開閉リズムに狂いにより、飲食物が気道に送り込まれることになり、「誤嚥」が生じてきます。

このことによって、誤嚥性肺炎や窒息状態に陥ることになります。

 

口腔機能と全身の関係

3.脳神経系機能の低下
味覚や臭覚等が減弱すると感動や情動の欠如が生じ、このことによって食欲や意欲の消失に陥り、「ぼけ」や「認知症」の発症に繋がります。

歯周病菌は、心臓や脳にも侵入し、アルツハイマーや関節リウマチ、心筋梗塞や、脳梗塞の原因になります。

 

このように、歯周病は、口まわりだけの病気と思われがちですが、歯周病がある程度進行すると歯周病菌がだ液や血流によって全身の臓器に運ばれ、悪影響を及ぼすことがわかっています。

ケースによっては深刻な疾患を引き起こす場合もありますので、歯ぐきの腫れや出血など、歯周病の症状が見られる場合は早めに、歯医者に予約をして、歯周病の検査(歯茎の溝の深さが、自分は何mmあるか?)に行きましょう❗

普段から少なからず、サインを必ず出しています。その、小さなサインを見逃さないでください。
よく、ご自分の口の中を鏡で観察してください。
そして、観察して気付いた点を恥ずかしがったり、怖がらずに、勇気を持って、気になる点を私達に話してください。

最後まできちんとお話を聞きますし、見捨てたり、悲しい思いをさせません。
確かに、自分の口の中を見せるのは、非常に勇気がいることです。
でも、私達は、1日に沢山の重度の歯周病の患者さんを見ているので大丈夫です。
本気に取り組もうとする決意が見られれば、距離を置いたり、偏見の目でその人を見たりしません。

もし、歯周病になっていたら(歯周ポケット4mm以上)、
普通の歯石取り(歯茎よりも上)をするだけでなく、歯周病の治療(歯周ポケットである歯茎よりも下の歯周ポケットの歯石取り)SRPをしてくださいね。
そして、面倒でもフロスと歯間ブラシを、1日一回は、必ず使って隅々まで、歯をピッカピカにしましょう🎵
また、歯周病だと分かったら、一日も早く改善できるよう、治療を一緒に本気で頑張りましょう❗
手の施しようがなくなる前に、是非とも岩崎歯科医院に来てください。
何事も無関心や、自覚の無さや、認識不足は、遅かれ早かれ身を滅ぼすことになり、非常に危険です。自分の命がかかっているからです。
どうか、目を覚まし、真剣に私達の話を聞いてください。
私達、衛生士は、できる限りの力を尽くして全力で、優しく丁寧に、皆さんの助けになって見せます。もし、私達の対応で、気分が悪くなったり、不信に思ったり、失礼な事があれば、遠慮なく何でも言ってください。

目指せ、ピッカピカ!☺️

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自由診療について
インプラント治療内容

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
インプラント(1歯) ¥380,000 ~ ¥400,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。
施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。
上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。
また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。
審美歯科内容

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格
補綴(1歯) ¥30,000 ~ / 入れ歯・義歯 ~¥250,000(税別) 
相談・検査・診断・治療までの標準料金(※治療内容によって異なります。)
施術のリスク・副作用
【ホワイトニング】
ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。
【オールセラミッククラウン】
金属などのインレーやクラウンと比べると、強度が若干劣ります。
【セラミックインレー】
部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。
【ラミネートベニア】
強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れる場合があります。
【メタルセラミッククラウン】
金属を全く使用しないオールセラミックと比べると、見た目はやや劣ります。
また、金属を使用するため、歯茎や歯と歯茎の境目が変色してくる場合や、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。