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24.03.22
こんにちは
衛生士の長谷川です。
小学校の歯科検診で歯並びにチェックがあり来院される方がみえます。
では矯正を始めるタイミングはいつが良いのでしょうか?
子どもの歯科矯正を始めるタイミングについて悩む保護者の方は多いです。あごの成長を考慮すると、小学生の時期に始めると良い場合もあります。
歯科矯正は歯と歯ぐきが健康なら年齢に関係なく、いつからでも開始可能です。しかし、大人になってからの矯正は、いくつかの困難が伴います。たとえば、あごが小さく歯並びが乱れている場合は、歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要になります。また、重度の受け口のケースでは、あごの骨を切って整える手術が必要となることも。
一方、6〜12歳頃の子どもは成長期にあたり、身長が伸びるだけでなくあごの骨も成長する時期です。子どもの歯科矯正はあごの成長を利用して、バランスを整えながら歯並びの改善ができます。その結果、永久歯が正しい位置に生えてくる環境を整備できるのです。この治療は、子どもの成長期にしかできないもので、大人には適用されません。
子どもの歯科矯正の治療期間は、始める時期や症例により異なるため、どのくらいで終わると一概には言えません。しかし、目安期間として2~5年は考慮しておくと良いでしょう。
子どもの歯科矯正は、「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」に分けられます。Ⅰ期治療は乳歯と永久歯が混合している6歳頃に開始する矯正治療です。あごの成長を促したり抑制したりとバランスを整え、永久歯が正しい位置に生えるように促します。
治療期間は1~3年程度かかる場合が多いです。Ⅰ期治療で永久歯が適切な位置に生えてくれば、治療はここで終了となることもあります。しかし、永久歯が適切な位置に生えてこず、歯並びやかみ合わせの調整が必要になる場合は、Ⅱ期治療へ進みます。
Ⅱ期治療は永久歯が全て生え揃う12歳頃から行われる矯正治療です。大人の矯正治療と同様の装置を用いて、歯を1本ずつ正しい位置に並べます。矯正治療を開始する時期や症例によってはⅡ期治療から始めることもあります。
Ⅱ期治療の治療期間は、1~2年程度かかるのが一般的です。ただし、Ⅰ期治療とⅡ期治療を行う場合は、2~5年程度の期間が必要になることがあります。
まずは矯正専門医に相談する事をおすすめします。
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。