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19.12.23
こんにちは
身の回りに指しゃぶりをしてしまう癖のある子どもはいますか?
気づかないうちにしてしまう癖のひとつですが、長期間続くと思わぬ歯並びになってしまうことがあります。
今回は、矯正治療でもかなり多くの方が気づかずになっている「吸指癖」について、ご説明していきます。
吸指癖とは?もともとは口の機能発達のための訓練
吸指癖とは、その名の通り、指を吸ってしまう癖のことです。
指しゃぶりは、胎児のときからすでにみられるそうです。乳児期にみられる指しゃぶりは、母乳を吸う訓練であり、口の機能の発達や精神的な満足感にも関係するのでこの段階では、癖とは言いません
吸指癖のやめ時
幼児期に見られる場合は、指しゃぶりは精神的な安定のためなので、無理やり治す必要はありません。
しかし、乳歯の噛み合わせが完成してきて、言葉の発音もするようになってからは、なるべく癖をやめた方がよいとされています
・吸指癖の発音への影響
たとえば、「さしすせそ」を発音するときに、歯がないと発音が上手にできないですよね?舌をだして発音しなければならなくなってしまいます。
・指しゃぶり(吸指癖)の指への影響
歯以外への影響としては指にタコができてしまったりすることもあり、歯科医は、指しゃぶりの有無を確認するのに指をみることもあります。
指しゃぶりによって引き起こす可能性が高いのは開咬といって一部の上下の歯が噛まない歯の状態になることです。
開咬により、発音などがしにくくなっていると、話す時などに舌を突き出す舌突出癖もなってしまっている可能性があります
歯の矯正によって開咬を治そうとしても、吸指癖・舌突出癖が完全にやめられず残っていると、治療が非常に難しくなります。また、矯正治療によって一旦歯並びが治ったとしても、後戻りする可能性が非常に高いです。
そのため、癖をしっかりと除去すること、舌や指が入る隙間がないように歯並びを治すことの両方が必要になってきます。
矯正治療に関しては、乳歯の時期にする場合も考えられますが、マルチブラケット装置という矯正装置を使って、1個1個の歯をきれいに並べるのは、永久歯になってからになります。
お子さんの歯のことでお困りの方がありましたら一度相談に来てください
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。