クリニックブログ BLOG
18.05.03
歯科医師の芳金信太郎です。
先週の土曜、日曜日に顕微鏡歯科学会に参加してきました。天気は快晴、大阪万博公園の太陽の塔をモノレールから眺めて通過し、会場は大阪大学で行われました。
岩崎歯科医院では顕微鏡歯科治療(マイクロスコープ)に力を入れております。
歯科治療において、
お口の中の環境は
暗い
狭い
小さい
といった、とても見るには難しい環境です。
よりよい治療をするには、
より明るく、より大きく、見える環境を作る必要があります。
まず
暗いお口の中を明るくするには、
1、チェアーの上についているライトを使用する
2、ルーペなどにライトをつける
3、マイクロスコープ(顕微鏡)の光源を使う
などの方法があります。
ルーペとライト
マイクロスコープ
チェアー上についたライトは術者の頭で光が入らなくなる事が多々ありますので、その都度、ライトの角度や位置を変える必要があり意外と暗いです。
ルーペにつけるライトは拡大しながら、頭を動かしても光が目線と近い位置にあるためよりしっかり見えます。しかし、ルーペにつける光は目線と光がでる軸がやや違うため、より細かいところ(歯の神経の処置など)はマイクロスコープの光源がより照らしてくれます。
また、小さいものを大きく見るためには
1、肉眼で顔を近づける
2、ルーペを使用する
3、マイクロスコープ(顕微鏡)を使用する
といった方法があります。
肉眼には限界があり、顔を近づけるのも限界があります。また視力などに左右されます。
ルーペは2倍~10倍のものがあります。
岩崎歯科医院は2倍、2.5倍、3倍、6倍のルーペがあります。倍率を上げたい時はルーペ自体を別のものに変える必要があります。
マイクロスコープは2倍~20倍以上に拡大する事が可能でより明るく、瞬時に拡大して、更に記録を取りながら見る事が可能です。光の大きさ、量、質を変えることも可能です。
岩崎歯科医院には3台のマイクロスコープがあります。
しかし、マイクロスコープがあれば誰でも使えるというものではありません。
車と一緒で買ったら乗りこなせるというのではなく、しっかりとした知識と練習を重ねた技術が必要です。
マイクロスコープの同様です。
よって私は日々顕微鏡のトレーニングを積むために勉強しています。
今後も学んだことなどをお伝えしていきたいと思います。
顕微鏡歯科治療に興味があればいつでもおっしゃってくださいね(^^)
歯科医師 芳金信太郎
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。