クリニックブログ BLOG
23.06.22
こんにちは。歯科衛生士の杉野です。
先日、庭のラベンダーを刈り取りました。爽やかな香りが初夏の訪れを教えてくれます。
曇の日を選んで刈り取ったのですが、最後には汗だくでした。
作業後に飲んだ、冷た〜いお水。とても美味しく感じました。
と、言うわけで今回は『水分補給』についてお話したいと思います。
さて、皆さんは毎日、どのくらい水分を摂られていますか?
人間の身体は、年齢差、個人差はありますが約7割程度が水分で出来ていると言われています。
身体の水分を約5%失うと脱水症や熱中症にかかり、約20%を失うと命を落とすと言われています。
脱水が起こると血液がドロドロになるため血栓が出来やすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスクも上がります。
そんな体内の水分不足は、口の中にも影響するのですが、ご存知でしたか?
体内の水分が減ると、同時に唾液も減少し、質感はネバネバするようになります。このネバネバの唾液は、虫歯や歯周病のリスクも上げてしまいます。
そうならないためにも、水分補給は重要なのです。
体内で水分量が足りていると、サラサラの唾液が作られます。 サラサラの唾液には、口の中をきれいに保つ自浄作用があるため、口の中を洗浄して、虫歯や歯周病を予防してくれるというわけです。そして、口の中が潤えば、細菌の増殖による口臭も緩和されるのです。
適切に水分を摂ることは、身体にはもちろん!お口の中を健やかに保つためにも大事なんですね。
おすすめなのは、やはり水です。カフェインが入った飲み物(コーヒーやお茶など)は、利尿作用が効いて、水分が体内から排出されやすくなりますし、色の濃い飲み物は歯の着色汚れに繋がります。
暑い日や運動時などにスポーツドリンクを飲まれる方もいらっしゃると思います。しかし、飲み方によっては、虫歯を引き起こしやすくなりますので、注意が必要です。
スポーツドリンクには、砂糖がたくさん入って(スポーツドリンクのペットボトル500ml中、砂糖は約30g入って)いますので、お口の中のpHが下がり、虫歯が出来やすい環境になります。
水分補給のメインではなく、補助的な役割と思って飲んでいただくと良いかなと思います。
身体のためにも、お口のためにも、喉が渇く前に少しずつ水分を摂るように心掛けましょう。
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四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
岩崎歯科医院
23.06.22
こんにちは😃前原です。
虫歯以外で歯が無くなる原因を知らないと、気づいたら歯が無くなるかも!!
歯が削れる理由🌟
①咬耗→歯と歯があわさってすり減る。
②摩耗→歯と外来物質が当たって起こる。
③酸蝕症→酸性のものを摂取することで起こる。
①咬耗について
歯と歯が接することで歯がすり減って平になる。
1)グラインディング
就寝時の歯のすり合わせ。
2)グレンチング
食いしばり。
3) タッピング
カチカチと噛み合わせる。
📍咬耗予防法
・認知療法
食いしばりがあると自覚すること
・マウスピースの使用
歯ぎしりなどを軽減し、歯がすり減るのを防止。
・顎周りのマッサージ。
②摩耗について
歯と外来性の何かが当たって起こる。
外来性とは…
1)研磨剤入りの歯磨き粉。
2)硬いものを食べる。
📍磨耗予防法
・無研磨の歯磨き粉に変更。
・硬い食べ物に気をつける。
③酸蝕症について
酸性のもので歯が溶ける。
1)お酢、栄養ドリンク、スポーツドリンクなど、酸性の高い飲料の常用。
2)レモン、オレンジなどの柑橘系。
3)胃逆流性食道炎。
まとめ🦷💭✨
歯が削れる要因には
・虫歯→虫歯菌により穴が空く。
・咬耗→歯と歯が接して起こる。
・磨耗→歯と他のものが接して起こる。
・酸蝕症→酸性のものの摂取で起こる。
それぞれの原因を見極める事が大切です😊
自分の歯が削れているなと言うのは、自分では分かりにくいこともあります!
定期検診の時にぜひ先生に聞いてみてください!
お待ちしております✨
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23.06.19
みなさまこんにちは歯科衛生士の石川です。
日曜に勉強会へ行って参りました♪
JIADS 2回目の受講です。
午前中は天野敦雄先生の講義でした。
「令和のペリオドントロジー」
・バイオフィルム、プラークの菌の特性、歯肉縁を境に異なる菌世界
・歯周病発症の原因、バイオフィルムの高病原化
・歯周病治療
・令和のOHI
大きく分けてこのような内容でした。
歯周病菌は感染によって口腔内に住み着きす。感染した時に歯周病が発症するか、しないかはその方のお口の抵抗力や清掃状態によってちがってきます。
大切なのは普段から正しいセルフケアと定期的に歯科を受診してプロのお掃除を受けられることをおすすめします🪥
ところでみなさんは常在菌をご存知ですか?
常在菌とは主に健康な人の身体に日常的に存在する微生物(細菌)のことを言います。 人の場合、腸内に最も多く存在し、他には口腔内、皮膚表面などに棲息しており、様々な作用をもたらしている菌です。
お口の中の常在菌は歯周病菌がいないと善玉菌寄りに働きます。
しかし歯周病菌が現れると善玉菌の元を離れ強い毒素を持つ歯周病菌の方へ協力し悪さする菌に変わってしまうのです…😓
歯周病は重症化すると歯を無くしてしまう病気です。
自覚症状がないためこのままでも大丈夫と思わずにしっかりと治療を受けていただくことをおすすめします。
午後は認定衛生士の先生による講義と実習でした。
・エキスパローラーの操作(探索)
・模型を使っての実習(ポジショニング、SRP)
・シャープニング
勉強会終了後に認定衛生士の先生に現在私が担当している患者さんの治療について資料を見ていただき今後の予測される方向性などアドバイスをしていただきました。
ありがとうございました✨
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23.06.15
こんにちは。歯科技工士の松永です。
皆さんマイクロスコープを知っていますか???
マイクロスコープとは歯科用顕微鏡のことで、肉眼と比較して約20倍程度まで視野を拡大することができる最新医療機器です。
左から順に…肉眼、ルーペ、マイクロスコープで見た大きさとなります。
お口の中の治療に際しては、より細かな組織を適切に捉えて処置することが求められますので、拡大鏡レベルの視野確保ではどうしても治療精度に限界が出てきます。
比較してもらったらわかる通り、マイクロスコープで見ると拡大して見ることができるのと、LEDライトを使っての明るい環境下で治療が出来るため、根の先までしっかりと見ることが出来たり、虫歯の除去なども細かいところまで見ることが出来ます。
マイクロスコープでの治療ご希望の方がございましたらスタッフまで声掛けてください。
ご相談なども気軽にどうぞ!!
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23.06.01
こんにちは、渡部です
皆様は抜歯、歯を抜くことが必要なのはどんなときだと思いますか?
まずは 「親知らず」
前の歯を押して歯並びを悪くします
隙間に汚れが入り込み 前の歯を虫歯にして 痛みや腫れを起こすこともあります
次に 重度の「虫歯」や「歯周病」
むし歯が進んで歯肉まで歯がなくなると充填材を詰めることや人工歯を固定することが難しくなります
歯周病の場合は周りから菌が入り込み 歯を支えている歯槽骨が溶け、歯肉が下がり歯がグラグラしたりします
歯を失う原因に多いのも歯周病になります
他にも、歯並びをよくする「矯正」や歯にヒビが入っていたり割れてしまう「歯折」等があります
また、治療の中断や放置をすることによって抜歯をする可能性が高まる場合があります
重度になると治療が困難になるため 出来るだけ早く治療を行うことをおすすめしています
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インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。