クリニックブログ BLOG
20.11.18
こんにちは、渡部です
口周りにはたくさんの筋肉があります
口腔周囲筋と呼ばれ、会話や食事で日常的に使われていますが、十分に使われていないというのが実情です
「あいうべ体操」って聞いたことがありますか?
あいうべ体操とは口呼吸を鼻呼吸に改善していくお口の体操のことです
「あ」「い」「う」「べ」の口の動きによって 筋肉をしっかりと使い口元の筋肉が鍛えられる体操になります
「あいうべ体操」は食後などに10回 1日30回を目安に続けると舌力がついて自然を口を閉じることができるようになります
やり方はとても簡単です
4つの動作を順番にくり返します
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
・口がいつも開いている
・何となく疲れやすい、だるい
・アレルギー性疾患(花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎など)で困っている … 方におすすめです
口呼吸の改善によってさまざまな効果が得られるほか、顔のたるみ・しわの改善による美容効果、脳の血流をアップさせる効果など、多くの効果が期待されるそうです
いつでもどこでもできるあいうべ体操
ぜひご自宅などでチャレンジしてみてください
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
20.11.16
こんにちは。衛生士の中野です。
先日、顕微鏡(マイクロスコープ)のセミナーに参加させて頂きました。
セミナーでは、基礎知識や衛生士がマイクロスコープを使うメリットなどを勉強した後、デモを行いました!
マイクロスコープの正しい使い方や姿勢、ミラーテクニックなど細かいところも再確認できとても勉強になりました。また、正しい知識を身につける事で自信にも繋がったと思います🔬
このような環境と機会を与えてくださった院長先生に感謝です✨
次の日、セミナーで学んだ事を思い出しながらマイクロスコープを使うと苦手だった場所がすごく見やすくなりました👀
マイクロスコープを使用することで、肉眼では見えないものを3倍から20倍程度にまで拡大観察できたり、十分な照明が歯にしっかり当たり、明るい状態で歯を見ることができます。また、マイクロスコープで見ている状態を写真やビデオに記録することで、実際に患者さんに見て確認して頂く事もできるのでマイクロスコープの良さをもっとたくさんの方に知って頂けたら嬉しいです☺️🎵
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅徒歩3分 近鉄四日市駅徒歩10分
20.11.13
こんにちは歯科衛生士の石川です。
歯がしみる…。知覚過敏症についてお伝えします。
むし歯や歯の神経の炎症がないにもかかわらず、冷たい食べ物や飲み物、甘いものを口にしたり、歯ブラシの毛先が当たったりしたときに、歯がしみたり痛んだりする状態。一般的には知覚過敏と呼ばれ、歯の象牙質と呼ばれる部分が露出している場所に起こりやすい。歯は硬いエナメル質で覆われており、その中にはやわらかい象牙質が歯の神経を囲むように存在している。この象牙質には刺激を感じ取って神経に伝える構造があり、露出すると歯磨きや食事による刺激が強く伝わるようになってしまう。象牙質が露出してしまうきっかけには、さまざまなものがあります。
象牙質が露出する原因は、まず歯肉が下がってしまうことが挙げられます。歯肉は加齢や歯周病の進行によって下がりやすく、エナメル質に覆われていない歯根が露出してしまう。また歯のすり減りや転倒による歯の損傷も原因になり、この場合は表面のエナメル質部分そのものが欠けてしまうことで、中の象牙質が露出する。さらに食べ物の影響を受けて歯が溶けてしまうことも原因の一つです。炭酸飲料、レモンやオレンジ、グレープフルーツといった柑橘系の果物は酸性のため歯を溶かしやすく、飲み方や食べ方によってリスクが高くなります。例えば、炭酸飲料を長い時間かけて飲んだり、日頃から酸っぱい食べ物や飲み物を過剰にとったりする習慣がある場合は注意が必要です。
冷たい食べ物や熱い食べ物、甘いものを食べたときや、歯磨きの際に、歯が痛い、しみるといった症状が出る。また空気を吸い込んだとき、歯のクリーニングで歯石を取った後などにも同様の症状が見られることがある。痛みやしみる感じは進行したむし歯のように長く続くことはなく、一時的なものであることがほとんどです。自分でむし歯による痛みなのか、むし歯ではなく知覚過敏の症状がでているのかを判断することは難しいため、痛い・しみるといった症状がある場合は早めに歯科医師に相談することが大切です。
まずは問診を行ってどんな状況で症状が出るのか確認し、その後視診で歯肉が下がっているかどうかなど、口の中の状態をチェックします。また実際に風を当ててみたりして、歯が痛んだりしみたりするかを確認します。さらに、知覚過敏のような症状はむし歯でも見られるため、何が原因で起きているかを確かめるにはより詳細な検査が必要になることも。具体的な方法としては、歯のエックス線検査や電気機器を使って歯の神経の状態を調べる検査などがあり、これらの結果を総合して最終的な診断を行います。
知覚過敏が軽度であれば、症状が一時的なこともあります。症状が良くならない場合は、神経の過敏状態を抑える成分の入った歯磨き剤を使ったり、露出した象牙質表面を保護する治療を行ったりします。象牙質にはたくさんの小さな穴が空いているため、これらを封鎖し、神経に伝わる感覚を途切れさせることで、知覚過敏の症状を抑える。同じ目的で、再石灰化を助けるフッ素などが含まれた歯磨き剤を使う方法もあり、しばらく続けて使うことで症状の改善が期待できるといわれています。また、象牙質表面を樹脂の薄い膜で覆って保護する治療や、歯が擦り減っている部分には詰め物をする治療もある。症状がひどい場合には神経自体を取り除く根管治療が検討されます。
予防
むし歯や歯周病予防には、磨き残しがないよう丁寧にブラッシングすることが大切。ただし歯磨きの際、力の入れすぎや長時間の誤った磨き方は歯肉を下げたり、歯が削れたりして、知覚過敏を引き起こす原因ともなります。歯科医師や歯科衛生士に正しい磨き方を指導してもらってください。また、炭酸飲料や柑橘類、酒類などの酸性の食べ物や飲み物は、摂り方に注意をしてください。知覚過敏の症状は、むし歯や歯周病によるものかどうかを自分自身で判断するのは難しいこともあるため、症状が出たらなるべく早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
20.11.10
みなさん、こんにちは。歯科医師の芳金信太郎です。
本日は2症例報告したいと思います。(患者様には同意を得て掲載させていただいております)
なかなか分かりづらいかもしれませんが、前歯の赤く囲まれた歯は過去にセラミックで治された歯です。
よぉく見ると、少し人工感があるように見えます。
この辺りは気にならない方もいますし、やっぱり気になってしまう方もおられます。
被せ物をする前にマイクロスコープ を用いて根管治療を行い、しっかり歯の内部も綺麗に仕上げも行います。
少しでも自然な感じを出せるように、歯の形成(歯の形を被せ物が適合良く入るように作ること)と歯肉のマネージメント(傷付けないように工夫をすること)などをマイクロスコープ を用いて作り上げていきます。
しかし、1本の歯を両隣とほとんど分からないまで色を合わせるというのは結構難しいところです。
セラミスト(セラミックを専門に作る技工士)が口の状況を知るために数々の写真を参考に仕上げていきます。
そして完成したのがこちらです。
こちらはジルコニアセラミックになります。
言われないと分からない、言われても分からないようになったと思います。
②70歳代女性で前歯の色を合わせたい
こちらも過去に被せ物をしてある状態でした。被せ物の内面にシルバー色の材料を使うと
どうしてもその色を隠すために透明感の失われたマットな状態の歯になってしまいます。
こちらも被せ物を外し、根管治療を行い、土台にファイバーを用いて完成しました。
隣の歯の一部に部分的なプラスチックを詰め物がありますので、そこはいずれ変える可能性もありますので
今回は側切歯(隣の少し小さい歯)に合わせて製作しました。
こちらもジルコニアセラミックになります。
歯茎のキワの雰囲気が自然感をかもし出しております。
真っ白な歯で綺麗と思われる方もおられますし、自然感こそ、綺麗と思われる方もおられるので
どこの歯に合わせたいかなど色々お聞きして、製作を始めます。
もちろん完成に納得がいかない場合は修正や再製作を行います。
岩崎歯科では、被せ物だけでなく、歯の根、歯肉、咬み合わせを総合的にご提案させていただております。
その中で希望にあう治療ができるよう心がけております。
今はマスクでなかなか歯を出す機会が少ないので、この機会に治してみるのもいいのではないでしょうか?
岩崎歯科医院
歯科医師 芳金信太郎
四日市 歯医者 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
20.11.04
こんにちは。衛生士の中野です。
みなさん歯科医院での定期検診は受けられていますか?
そもそもなぜ定期検診が大切なのか疑問に思うこともあるかもしれません。
なぜ歯の定期検診が大切なのか、その重要性についてお話します♪
⭐︎定期検診が大切な理由
歯を失ってしまう原因は老化ではありません。虫歯や歯周病がその大部分を占めていて、とくに歯周病は痛みなどの自覚症状がなく知らず知らずのうちに進行し、気付いた時には手遅れになってしまうケースも多いです!!
痛みが出たり、何らかのトラブルが生じたりして初めて歯科を受診する方が多いですが、痛くなる前の受診が歯を守ります🦷✨
〜定期検診を受けることのメリット〜
・歯のトラブルを未然に防ぎ、良い状態を維持できる
・早期発見、早期治療に繋がる
・歯をきれいに保つことができる
〜定期検診で行うこと〜
・虫歯、歯周病の検査
・口腔内写真
・レントゲン撮影
(患者様の口腔内の状態によって1〜2年に一度、又は必要に応じて)
・歯垢、歯石除去
・ブラッシング指導
・かみ合わせのチェック など
定期検診は3〜4か月に一度の間隔で受けられる事をお勧めします。歯の健康は体の健康に大きく関わってくるので歯と体の健康を守るためにも、歯科医院での定期検診は非常に重要なのです。
「一生自分の歯でお食事をする」ために、予防歯科としてぜひ定期検診を☺️
また、岩崎歯科医院では予防の一環として、「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)」を導入しており、口腔内の徹底した清掃を行う事でさらに虫歯や歯周病になりにくい環境づくりを目指します🎶
食事や飲み物、喫煙などの着色汚れも取り除けるケースがあるので、虫歯や歯周病の予防と合わせて歯の黄ばみなどが気になる方は、PMTCも視野に入れてみてはいかがですか?😊
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。