クリニックブログ BLOG
19.10.28
今回はマイクロ顕微鏡の
三大要素のひとつ”照明”についてお話します。
歯科治療では、
暗く狭い場所での細かい施術が多く
肉眼と治療台に備え付けのライトだけの
施術には限界が出てきてしまいます・・・。
※診療台に備え付けのライトの光のみだと影ができてしまう箇所があります
そこでマイクロ顕微鏡です☆
お口の中を拡大して見ることが出来るだけでなく
LED若しくは、キセノンやハロゲンといった強力なライトで
術野を照らしてくれるため
歯石やむし歯の取り残しを減らすことが出来ます!!
※マイクロ顕微鏡の照明機能で全体が明るく細かな部分も見ることが可能です
当院には、3台ののマイクロ顕微鏡設備があります
マイクロ顕微鏡下での治療についていつでもご相談ください。
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
19.10.24
こんにちは。歯科助手の中川です。
寒くなってくると歯を食いしばる事が増えることがあります。
一説には歯を食いしばることによって交感神経が刺激され、結果的に体温を上昇させることを目的としているようです。
今回は、その食いしばりについてお話します。
さてこの食いしばり、寒くなくても日中や夜間に行ってしまう人がいます。
この食いしばりを日常的にしている人は様々な症状がでると言われています。
例えば、歯を噛み合わせると痛い・冷たいものがしみる・顎が痛い・頭痛・肩こり・・・等々、、、
なぜこのような事が起こるのでしょうか。
一般に力いっぱい食いしばった時には自分の体重と同程度の力が歯にかかると言われています。
これが一般の食事中であれば無意識の中で噛む力をコントロールしているため、害を起こすほどの力が歯にかかることは稀です。
ですが、夜寝ている時、自分の意識が無い中ではどうでしょう?
歯ぎしりをしている人と遭遇したことはあるでしょうか?
部屋中にギリギリと音を立てる程上下の歯をすり合わせています。
ですが、日中起きているときに同じように音を鳴らせるでしょうか?
ほとんどの人が無理だと思います、これは無意識の中でいわゆる火事場の馬鹿力で歯をすり合わせているのです。
研究ではこの時の奥歯にかかる力は体重の2倍にもなると言われています。
歯は人間の体の中で最も硬いものと言われますが、この力が毎晩かかっていたらどうでしょう?
歯が割れないまでも、歯にヒビが入ったり、歯茎にダメージを与えるのは想像に容易いと思います。
また、夜に歯ぎしりの音が鳴らなくても、真っすぐに食いしばっているケースもあります。
これは周囲の人も気づかず、本人にも自覚が無い場合が非常に多いです。
上記のような症状の出ていない方でも自分はどうだろう?と思った方、以下のことをチェックしてみてください。
・歯茎の下の方や、下の歯の歯茎の裏側がデコボコしていませんか?
長年かみ合わせが強い人は、上顎、下顎に噛み合わせの力に対抗するように骨が発達します。
・舌のわきがデコボコになっていませんか?
食いしばる時舌を押し当てるので、歯の形にそって舌の形が変わってしまっている場合もあります。
また、夜間の歯ぎしり、食いしばりが無いのに症状があるという人もいます。それは、【TCH】という日中の食いしばりの癖が原因である可能性があります。
通常、日中においても上下の歯が接している時間は1日の中でわずか15~20分と言われています。
ですが、仕事中、勉強中、家事をしている時など、
集中している時に上下の歯を合わせてしまう癖になってしまっている人がいます。
寝ている時の火事場の馬鹿力ほどの力はかかっていませんが、長時間、頻回なこの癖はやはり歯・顎・歯茎にとってはダメージを与える働きとなってしまいます。
ではこういった事は治せるのでしょうか?
先ほどもお伝えしましたが、歯を接触させるだけでも歯・筋肉・舌など組織は疲労してきます。
例えば、パソコンモニターやスマホに集中している時、何気ない時でも食いしばったりします。
また精神的ストレスは食いしばりを増長させると言われています。
日中の食いしばり対策は、まず自分で気づくこと(認知すること)です。
時々意識して、食いしばっていないか確認してみてください。もし気づいたら顎の力を抜いて、上下の歯を離してください。ついでに肩の力も抜いてストレッチしてください。
睡眠中の食いしばり歯ぎしりも精神的ストレスにより増長することが確認されています。
寝る前には深刻な考え事はやめて、顎の筋肉をリラックスさせ、
熟睡した質の良い睡眠となるよう心掛けてみてください。
常日頃から食べる・飲み込む・話す以外は歯を合わせないように、顎をリラックスさせて過ごしましょう。
また、夜間の食いしばり歯ぎしりに関しては、
当院では夜間装着用のマウスピースをオススメしています。
既に、歯をかみ合わせると痛い・冷たいものがしみる・顎が痛いといったような症状が出てしまっている方、一時的な回復はあるかもしれませんが、歯の痛みや顎の痛みは、筋肉痛や骨折のように時間の経過とともに治るものでは無く、根本的な治療を行わなければ時間の経過とともに悪化するケースが多いです。
症状が悪化する前に是非受診してみてください。
なにか気になる事がある方、自分が食いしばっている可能性があるか口の中を確認してほしいという方も、
是非お気軽にスタッフにお声がけください。
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
19.10.19
みなさん、こんにちは。岩崎歯科医院 歯科医師の芳金信太郎です。
私は、できる限り歯を残すことができないかという目標からマイクロスコープ を使用してきました。
マイクロスコープユーザーの中では超有名なジョージボーゲン先生のセミナーを10月5、6日に受講させていただきました。
ボーゲン先生はMTAセメントという非常に生体親和性の高い材料を用いてたくさんの歯の保存を行ってきました。
MTAセメントとは、トラビネジャド先生が開発し、1996年からボーゲン先生が臨床にMTAを応用してきました。
セミナーは朝9時から18時まで、講義と実技をどんどんこなしていきます。
神経を残す方法や、部分的に神経を残す方法、歯根と呼ばれる歯の根っこ(歯根)を成長させる方法
歯の根っこ(歯根)を逆から治療する方法など多岐にわたる講義と実習でした。
ボーゲン先生にレントゲンで確認していただきながら、Good!と言っていただきました。
1本の歯を可能な限り残すことが少しでもできるよう、日々研鑽していきたいと思っております。
歯科医師 芳金信太郎
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
19.10.17
こんにちは、佐藤です!
今回は、一度は経験したことがあるのであろう「知覚過敏」
についてお話ししようと思います。
まず「知覚過敏」とは?
虫歯はないのに、冷たい水などがしみたり、歯ブラシを当てた時に
ピリッとした痛みがある症状のことを「知覚過敏」と言います。
冷たいものだけではなく、甘い物や酸っぱい物も、知覚過敏を
起こす刺激になります。
原因としては
①歯みがき
歯を頻繁に磨きすぎたり、強く磨きすぎる、また固いブラシを
使うことでエナメル質が削れてしまい、知覚過敏を起こします。
②歯ぎしり
歯ぎしりで強く当たってしまい、
力がかかりすぎて歯が削れることでも起こります。
③酸蝕歯(さんしょくし)
酸性の食べ物や飲み物を長時間口に含み続けたりすることで
エナメル質が溶かされて象牙質が露出することで起こります。
こちらの表が飲み物の酸性を表す表になっています。
是非、参考程度に見てみてください。
④歯周病
歯周病が進行し、歯茎が下がってしまうと歯の根の部分の象牙質が露出して
しまうことで起こります。
それでは最後に、予防についてお話します。
自分自身で行えることとしては
①歯みがきの頻度を減らしたり、強く磨きすぎないようにする。
固い歯ブラシは避けて、ふつう〜やわらかい歯ブラシに変える。
②酸性の食べ物や飲み物の過度の摂取を控える。
もし症状が続くようでしたら、早めに歯科医院で適切な処置や指導を
受けましょう。
また、歯周病の進行を防ぐためにも定期的に検診を受けることも
おすすめします。
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
19.10.10
こんにちは。歯科衛生士の奥出です。
最近は涼しくなり、季節はすっかり食欲の秋ですね。
たくさんおいしいものを食べてしまいがちですが、お菓子でもご飯でも食事をすると口の中が酸性になり歯が徐々に溶け出して虫歯になってしまうのです。酸性になったお口の中は30分くらいかけてゆっくり中性に戻ってきます。
では酸性にならない食べ物はないのかというと、あります。「歯に信頼マーク」というマークがついている食品はトゥースフレンドリー協会で「虫歯になりにくい」と認められているのです。
pH5.5以下になると歯は溶け始めますが、このマークがついている食品は食べてもpH5.7よりも下がらないのだそうです。なのでイラストも歯を傘で酸から守っているイメージなのですね!
歯に信頼マークがついている食品はまだ少ないのですが、グミやアメなどがあるのでお菓子が食べたいけど虫歯になるのが心配…という方はぜひ試してみてください。ちなみに私も歯に信頼マークがついたグミを食べてみましたが、一般的なグミと同じようにおいしくいただくことができましたよ。
出典:http://www.toothfriendly-sweets.jp/concept_b.html
四日市 歯医者 岩崎歯科医院 JR四日市駅 徒歩3分 近鉄四日市駅 徒歩10分
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。