クリニックブログ BLOG
18.07.30
衛生士の石崎です
皆さんは、普段どのような
歯磨き粉を使用されていますか?
最近では、いろんな種類の歯磨き粉が販売されていて
なにを使ったら良いのか悩まれている方もおおいのではないかなと思います
そこで今回は当院で販売している歯磨き粉の中から
「ジェルコートF」ご紹介したいと思います
おすすめポイントは・・・
①虫歯予防に効果的なフッ素配合
②殺菌成分塩酸クロルヘキシジン配合
③歯ブラシの圧が強いと歯を削ってしまうリスクのある研磨剤無配合
(研磨剤無配合のため、電動歯ブラシや音波ブラシにも使用できます!)
このジェルコートFは、泡立ちをよくするための発泡剤も無配合なので
長時間磨いていただけますし、
ついつい磨いた気になってしまうということもありません!
さらに、ジェルコートF単独でのご使用ではなく
以前紹介させてもらった洗口剤・コンクールと併用されると
より効果が期待出来ます!!
当院では、虫歯・歯周病予防だけではなく
着色などが気になる方にお勧めの歯磨き粉もありますので、
何を使ったらいいのか悩まれている方は
ぜひスタッフまでお声掛けください^^
18.07.29
先日、ある60歳代、女性の患者様の治療が終了致しました。患者様には公開の許可をいただきましたのでここで報告させていただきます。
術前の状態です。画面右下(お口の中でいうと左下)の歯が欠損しておりました。と同時に画面左下の歯も歯が割れてきていました。
原因は左下奥歯がなくなりお口の右で噛むことが主になり奥歯の負担が増加して、かつ前歯の先端と先端がぶつかるような噛み合わせ(切端咬合;不正咬合の一つ)もそれを助長していました。
理想的には上の前歯は2〜3mmほど下の前歯を覆います。それによって顎を前方に動かすときに前歯同士が当たり、その時に奥歯(臼歯)が離開することが望ましいです。
治療のスタートとして、まずは奥歯にインプラントを入れさせていただきました。
インプラントを入れて3ヶ月経つと顎の骨とインプラントがくっついてきます(オッセオインテグレーション)。
下の前歯も歯の並びがデコボコ(叢生)しており、上の前歯にも負荷がかかるため、部分矯正(MTM)を行いました。
前歯の根に感染がありましたので、根管治療を行なっています。
徐々に根の先端の黒い影は消えてきています。骨になってきるということです。
いくら被せるセラミックが綺麗でもそれを支えている歯そのものが弱っていては使い物になりません。
しっかりと根の中を綺麗にして、歯を支える骨をよくする必要があります。ここがとても大事です。
また、反対側の歯が割れてしまっているところにもインプラントを追加していきます。
コンピューターで理想的な歯のポジションを決めて、その直下にインプラントが来るようにシミュレーションをする
ガイドサージェリーというものを行なっています。(緑色の線が頬の知覚を司る下歯槽神経を表しています)
そうすることで、大事な神経や血管に傷をつけずに、より安全かつ構造的に理想的なポジションに
インプラントを埋入することが可能です。
1分20秒あたりでそのあたりのことを話しています。
最終的に前歯もセラミック治療を行い、審美的かつ機能的な口腔内になりました。
術前↑
術後↑
治療はひとまず終了しましたが、今後も定期的(3〜4ヶ月に1度)に噛み合わせの確認や歯周病、虫歯等のチェックを行い、可能であれば今後の人生でこれ以上、歯を失うことなく質の高い生活(QOL;クオリティオブライフ)を営むことができるようサポートさせていただきたいと思います。
歯科医師
芳金信太郎
18.07.25
歯科医師の芳金信太郎です。
先週の土日と大阪で5Dという歯科のスタディグループの勉強会に参加してきました。
今回(全5回の2回目)も歯の根っこの治療(歯内治療)の勉強会です。
日常で歯の神経のトラブルは絶えません。
自覚症状がなくても、レントゲンで歯の根の先に黒い影ができていることが多々あります。
放っておくと噛むと痛みが出たり、歯茎から膿が出てくる症状になります。
可能であればそうなる前に早期発見がとても重要だと思います。
今回のトレーニングはとても細い管を徐々に広げていき、そこに薬を詰めるというものと、歯の模型を用いて
汚れを落としながら薬を詰めるという内容でした。
この管はとても細いのでとても慎重に器具を進めていかないと器具が折れてしまったり
管の中に違う道筋(レッジ)を作ってしまい本来の管を器具が通せなくなってしまいます。
こちらが丁寧に拡大していったものです。
次に、お薬を詰めた拡大写真がこちらです。
事前に宿題があり、日々のトレーニングと毎月の学びの成果で受講生40名ほどの中の
「うまい!」と評価された3名に私が入ることができました!
次に歯牙の模型です。こちらの方がより実践的です。
この歯の根を綺麗にしていきます。
根の形態はとても複雑(側枝、イスムス、副根管など)で100%無菌化は不可能です。
少しでも汚れや感染が取れるよう実際にはいろいろな器具を用いたり、化学的な洗浄にて汚れを落とします。
そしてそこにお薬を充填していきます。
日々のトレーニングや自己研鑽はこれからも続きます。
歯科医師
芳金信太郎
18.07.23
こんにちは。
歯科衛生士の小高です。
今回はタフトブラシについてお話ししようと思います!
みなさん、タフトブラシというものをご存知でしょうか?
タフトブラシとは、簡単に言うと毛先が小さくまとまったピンポイントでケアするための歯ブラシです。
歯が重なっていて歯ブラシが難しい方や、親知らずの周りなど、磨きにくいところやお子様の仕上げ磨きにぜひ使っていただきたい歯ブラシです。
当院で取り扱っているタフトブラシは
以前にお話ししたスウェーデンのTePeという会社のものです。
先のとがっているものは使われたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、
TePeのタフトブラシは先端がドーム状になっており、歯にフィットしてくれるのでより汚れが取れやすい形になっています。
タフトブラシはこういうところにオススメです。
どれだけ歯ブラシを頑張っても、歯医者さんに行くと「磨き残しがある」と言われてしまう方は一度使ってみませんか?
18.07.12
初めまして
歯科衛生士の山元です!
よろしくお願いします。
今回は、親知らずについてお話しします。
親知らずとは上と下に2本ずつあり、永久歯が生えそろってから最後に生えてくる歯のことです。
親知らずがまっすぐ生えていて、お掃除がしっかりできていれば問題はありません。
ですがこのように親知らずが斜めに生えていたりすると手前にある歯を押してしまい、他の歯に負担をかけてしまったり手前の歯との段差に汚れなどが溜まってしまいます。
そして親知らずや手前の歯まで虫歯になってしまいます。また、歯茎の中に汚れが入り込み歯茎が腫れてしまって口が開きにくい、飲み込む時に痛いなどの症状が出てくることもあります。
親知らずはまっすぐ生えていて、きれいにお掃除ができているのならば抜かずに様子を見ても大丈夫です。
親知らずは生えている方向によって、神経や血管に近いところがあると、当院で抜けないこともあります。
その場合は市立病院などに紹介状をお出ししています。
もし親知らずでお困りの方がいらしたら、まずは1度相談されてみてはいかがですか?
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。