近年、歯科医療にもマイクロスコープが導入・普及し、設備と治療技術の浸透により、診断と治療領域に革命的な変化が訪れています。
岩崎歯科医院でもマイクロスコープを4台導入しており、歯科医師だけでなく歯科衛生士の治療時にも使用しております。
また歯科の治療は歯科医師や歯科衛生士、歯科助手など、治療に従事しているスタッフにしか見ることが出来ませんでしたが、岩崎歯科医院では、治療中のお口の中の様子を小型(CCD)カメラにて撮影し、お口の中の様子や状態、治療中の動きなども、モニターに映し出すことで治療の進行や内容や状態が説明可能になりました。
歯科治療は、いまや密室の治療ではなく、公開された医療に変化しつつあります。
透明性のある医療を目指し、このような設備の充実を積極的に行ってまいります。
※治療内容、担当医によってはマイクロスコープを使用しない場合もございます。希望される場合はスタッフまでお申し付けください。
歯科用マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いることによって、
「見えにくいものが見えやすくなる」 のではなく 「見えないものが見えるようになる」 のであり、
「やりにくい処置ができるようになる」 のではなく 「できなかった処置ができるようになる」 のです。
今までは困難だとされていた処置が、マイクロスコープを用いることによって可能となりました。
マイクロスコープの三大要素は、1.拡大 2.照明 3.記録 です。
この三者が揃うことで「説明」が可能となります。
岩崎歯科医院の特徴の一つに根管治療がございます。
根管治療は、マイクロスコープが最も必要とされる治療のひとつです。
歯の中の根管は、非常に複雑な形をしており、マイクロスコープを使用することで、裸眼では見ることの出来ない歯の細かい凹凸や、隠れた根管の状態など精密な治療が可能になります。
根管治療とは、文字通り歯の根っこの中、歯の土台の治療になります。
歯の中、神経の治療は非常に難しく、治療後は被せ物をして塞いでしまうので、余計な菌が侵入してしまうと、根本的な完治が難しい治療です。
そして唾液の中には、ものすごい数の細菌が潜んでいます。
岩崎歯科医院では根管治療を行う際、唾液を侵入させないためにラバーダム防湿というゴムのマスクを使用して治療します。
近年の歯科治療では精密さを求められるようになってきています。マイクロスコープという、精密な顕微鏡を用いた治療では、肉眼の2倍から24倍に拡大して診ることができ、より正確でより精密に、そして安全に質の高い治療を行うことが出来ます。マイクロスロープは眼科、心臓外科、脳外科などでも常識のように使われております。
岩崎歯科医院では、現在カールツァイス社のフラッグシップモデルであるOPMI PROergoという機種(三重県では唯一、岩崎歯科医院のみの最高峰機種)とレンズで有名なライカ社のM320-Dを使用しております。岩崎歯科のマイクロスコープを用いた治療は、虫歯を取ったりするう蝕治療はもちろんのこと、歯の根を治療する歯内療法や歯の形を作る歯冠形成、歯周治療、口腔外科、口腔内診査等、様々な分野にて使用致します。
小さいものをとても大きく拡大してみることができるため、歯を削る時も必要以上に削りすぎず、優しい治療を行うことができます。
プロエルゴはカールツァイス社製歯科用マイクロスコープのハイエンドモデルです。
長時間の顕微鏡歯科治療でも快適に行うことができる、明るい光学系、フリーフロートマグネティックシステム、バリオスコープ、電磁ロックシステムなど様々な機能を備えています。
電動フォーカス・電動ズームを搭載しており、スピードフォーカス(オプション)による自動焦点やフットスイッチ(オプション)での操作も可能です。
電磁ロックシステム
静止画・動画どちらでの撮影も行うことができ、診療内容や治療箇所を患者様に分かりやすくご説明することができます。
歯科用3DCTと組み合わせることで、より精度の高い診断が可能になります。
ライカ M320は、微細な部分も観察できる高い光学品質と、長期にわたり快適に治療を行えるよう人間工学に基づいて設計されています。
最大20倍に拡大して患部を見ることができ、光が深いところまで届くので、削ってはいけない部分を確認できます。
ハイパワーLEDダブルビームにて最大100,000Luxの高輝度LEDで照らすため、非常に明るく治療を行うことができます。
また、内蔵型HDカメラがとらえたクリアな画像はSDカードに瞬時に記録でき、術後のインフォームドコンセントに役立ちます。
歯科医療にマイクロスコープが導入され、診断と治療領域に革命的な変化が訪れています。
歯科治療は歯科医師と歯科衛生士や歯 科助手などのスタッフにしか見ることが出来ませんでしたが、小型(CCD)カメラにて撮影したお口の中の様子や状態、治療中の動きなども、モニターに映し出すことで治療の進行や内容、状態が説明可能になりました。
歯科治療は、いまや密室の治療ではなく、公開された医療に変化しつつあります。
岩崎歯科でも、透明性のある医療を目指し、このような設備の充実を積極的に行ってまいります。
岩崎歯科医院では、歯科医師による治療だけではなく、歯科衛生士によるメインテナンスにおいても日々、マイクロスコープ を使用しております。
マイクロスコープを使えるようになるには、ただ器具があるというだけなく、重要なのが「訓練」が必要です。
歯科衛生士も歯石を取ったりする場合にマイクロスコープを用いて、歯石除去を行なっております。
ブライトビジョンはペントロンジャパン社製の、高い精度と充実した機能を標準装備した歯科用マイクロスコープです。
Schott社製のハイスペック、アポクロマティックレンズを採用しており、色収差を低減した、にじみのない明るく鮮明な術野を視認することができます。
Yirro-plusミラーはミラー表面へ放射状にエアーを噴射し、常にミラー表面をクリアな状態に保つことができるセルフクリーニングミラーシステムです。
ミラー表面へ効率的にエアーを噴射することで呼気による曇りや水滴の付着を防ぎ、常にクリアな視界を維持します。
表面反射(フロントサーフェイス)タイプで二重像も生じずマイクロスコープ下の治療に最適です。
院長先生がマイクロスコープによる精密治療を積極的に行っていることもあり、医院全体のレベルアップのため、衛生士にもマイクロスコープを使ってほしいとのことで導入が決まりました。
マイクロスコープや拡大鏡を使わずに、診療を行なっていたときは、手指感覚に頼ることも多く歯石の取り残しや、細かい歯や歯ぐきの変化に気づきにくかったのですが、マイクロスコープを使用することで、今まで見えなかったものが見えるようになり見落としが減るだけでなく、リスク部位に的確なアプローチが可能になりました。
特にメンテナンスではいかにリスク部位をサポートできるかが求められるため、拡大視野での施術は必要不可欠だと日々感じています。
マイクロスコープでは拡大した口腔内の状態や施術の様子を動画で撮影し、記録する事ができるので、患者様へ状況説明がスムーズかつ伝わりやすくなり、”えー!こんな風にお掃除してもらっていたんだ’’、”初めて見ました’’、”磨き残しのある部分がわかりやすい’’と嬉しいお言葉を頂いてます。
患者様自身も口腔内の問題に目を向けやすくなり、きちんと自分の事としてとらえてもらえる説明ができるようになりました。
印刷された紙などを覗いてみて文字のピントなど動かないものに対してピントを合わせる練習をしたり、文字をみながらその文字をなぞる練習をしました。
スタッフ同士の相互練習や勉強会などにも参加させていただき技術向上に励んでいます。
限られた時間のなかでいかに効率よく確実な診療が行えるかを考え、毎日の診療で学び続けながら日々成長していきたいと思っています。
ご相談だけでも結構です。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
※プライバシーに配慮し、個室でのご相談も可能です。
インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと噛める歯を取り戻す治療法です。
失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。
審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。